榛名湖でバス釣りをはじめてなかなか初バスが釣れなくてリタイアした方もいるんじゃないでしょうか。
20年以上前の話、ぼくが小学生の頃に父親と榛名湖へバス釣りに行ったときは、生きたドジョウをエサにして見えるバスが簡単に釣れたんですけどね。
今はブラックバスが減ってしまったのか、それとも釣り人が増えたからなのかよくわかりませんが、おかっぱりからブラックバスを釣るのは難しいと聞きます。
ぼくは釣りという釣りはなんでもする(したい)人間で、何年か前、毎週のように榛名湖に通っていました。
その時の経験をもとに榛名湖おかっぱりからブラックバスを釣る方法を自分なりに紹介したいと思います。
当時は釣れた魚を記録に残したりしていなかったので合計何匹釣ったかはよく覚えてませんが10匹以上は釣ったと思います。
もちろん何度も坊主を食らいましたが・・・(笑)
(5年以上前の写真、8月下旬、早朝、砂押しでの一匹 40cmほど。カットテールテキサスリグ)
漁券の販売所、ルールは?
一日券は”ゆうすげ”という温泉付近にある自販機で購入できます。↓
- 一日券700円
- 年券5250円
- 夜釣り禁止
より詳細が知りたい方はこちらへ。↓
年券の購入方法はこちら。↓

榛名湖のおかっぱりポイント
ぼくが主に釣りをするポイントは・・・
- ひともっこ
- 砂押し
です。
個人的に好きなのは駐車場から少し歩くので、人的プレッシャーが少ない”ひともっこ”ですかね。
時期にもよるが、砂押しは鯉釣り師が竿を出していることが多い。
ブラックバスが釣れるシーズン 時間帯は?
ぼくは群馬県在住で片道1時間以内で榛名湖へ行けます。つまり、一番釣れる(と思われる)早朝だけ釣りをしてすぐに帰ることができます。
地元民?の特権ではありますが、ハイシーズン以外の時期、朝以外の時間帯に釣りをするのもそのフィールドの経験値を稼ぐ手段になるのでなんともいえませんな。
そのような理由で丸一日釣りをすることは少ないのですが、5月下旬から8月末までの期間が多かったです。
釣れやすいのは早朝だと思います。忍耐力のない自分はすぐ諦めがちです。
他のブログやYouTubeなどを見るとハイシーズン以外でも釣れているようです。
使用タックル
基本的に安物です。
- リールは2500番程度のスピニングに6ポンドのナイロンラインを巻いてました。
- ロッドはライトリグ系のスピニングロッド。6~7フィートのUL(ウルトラライト)。

使用ルアー
榛名湖は水草が多いことで有名。(時期やポイントにもよる)
下界のフィールドと比べるとクリアな水質です。
底を取るならウィードに強いワームが有効。プラグなどは沈めすぎると根がかりすることがあります。
ワーム・・・カットテールなどをノーシンカー、スプリットショットで水底まで沈めたらゆっくり引く。
ロングキャストしたいときはジグヘッドやテキサスリグなども使っていました。
プラグなら、重さ4グラム、長さ70mm程度のフローティングミノー、水面に近いレンジを泳がせる。
浅瀬に生命感がないときはヘビキャロで大遠投してワームをズル引きする方法もあるようです。
榛名湖ブラックバスが釣れた時のアクション
- ノーシンカーリグ(カットテール、カーリテールなど)のフォール中
- テキサスリグ、ジグヘッドでワームずる引き(超ゆっくり)
- フローティングミノーをゆっくり巻く
ノーシンカーワームのフォール中が一番釣果が高かったです。
フォール中とはワームを投げて沈下する間にバイトすることです。
2022/6/21 追記 動画+解説
動画を撮ってみました。
場所はひともっこ。
タックル
- ロッド:シマノ ルアーマチックS70UL
- リール:ダイワ 15レブロス 2500(ナイロン6lb)
- ワーム:カットテール3.5インチ レッド
うーん、我ながら時代遅れ感のあるタックルです。
自分が好きなのはやはり3.5インチ カットテールのノーシンカーですね。
- ナチュラルな動きを演出できる。
- 水草をかわしやすい。
- フォール中に当たりを取りやすい。
- 弱点・・・軽いので(2.5g前後)飛距離が出ない
個人的な意見です。↓
早朝などバスが岸に寄っている場合の戦術です。
ワームの沈下速度は秒速10cmくらいが理想。ナイロンラインならフロロカーボンラインよりも沈みにくいので沈下速度は遅くなり、ラインで当たりを見やすくなります。
スピニングタックルでオフセットフックを直接結ぶと糸ヨレが問題になります。対策としてスナップスイベル接続やスイベルつきオフセットフックにすることもできるんですが、フォール中のワームの姿勢が悪くなるので(理想は水平状態で沈下)糸ヨレ覚悟で直接結んでいます。
キャスト後、ブレーキングはしてません。基本的にすぐにベールを閉じてラインがたるんだ状態で沈下させています。
テキサスリグなどのずる引きでも釣れますが、沈みにくいナイロンラインのノーシンカーなら、根掛かりは少ないですし、水草をかわしやすく、ワームにゴミがつくことも少ないです。ロッドを水平に動かすだけでバーティカル(上下的)なアクションができるんですな。
もっといえば糸がたるんだ状態(ラインスラック)がワームをナチュラルな動きにしてくれるのです。ここがバス釣りの難しい部分であり面白いところなんですな。ワームを引っ張る→糸をたるませるの繰り返し。
フッキングは向こう合わせにしています。魚の力(重さ)でフックをかける感じです。
チョンチョンという小さいあたりは子バスやブルーギルの可能性が高いので無視しています。
水中の障害物と本命(ブラックバス)の区別は一回ロッドを止めて引っ張られるようなら本命と判断しています。
かかった後のやり取りはまだよくわかっていません。下手くそです(笑)。バラシ恐怖症の自分はドラグを強めに設定して魚が掛かったら緩めるようにしています。ドラグチェッカーを使ったほうが良いんですかね?
小さいワームを使う釣りは飲まれやすいのでオエオエ棒があると便利です。
正直ノーシンカーのスローな釣りを長時間するのは結構きついです笑
使ったことないですが、中空ワーム(浮くワーム)にシンカーを入れてゆっくりフォールさせる方法もあるみたいです。
近年流行のミドストなども使ったことないっす。
手っ取り早く釣りたいなら、やはりセミシーズン(6月頃)でセミパターン。
ハイシーズンや真夏の早朝などは想像以上に岸よりにブラックバスがいることが多い感じです。
偏光グラスで遠くから岸際を覗くと回遊しているバスが見えることがあります。では、何を目的に岸際を回遊しているのか・・・?それはもちろん食べ物のためでしょう。
↓この動画のワームはヤマセンコー3インチを使っています。カットテールよりも重いので(約3.5g)飛距離が出やすいです。
状況にもよりますが、岸からキャストできる場合はあまりウェーディングしませんな。
付近に他の釣り人がいないなら岸と並行にキャストするのも良いかもしれません。
近年、榛名湖で釣れるブラックバスのサイズがでかくなった気がします。
釣れるサイズはほとんど40オーバーです。となると、この記事で紹介したULロッドやナイロン6ポンドでは心もとないですな。時期にもよりますが、ドラグを効果的に使わないと切られる可能性あります(経験談)
走らせすぎるとラインが水草に絡まりキャッチできなくなるなんてこともありそうなので、本当はもっと強いタックルを使うのが良いのかもしれません。
L(ライト)表記のロッドならもっと簡単に寄せられそうです。その場合カットテール3.5インチでは軽すぎる。適正ウェイトに入りそうなのはファットヤマセンコー3インチ(5g)あたりですかね。
個人的に榛名湖へバス釣りに行きたくなるのは夏ですね。
標高が高いので早朝は涼しいです。
標高の高い山上湖はトラウト系の魚が釣れるフィールドが多いです。しかし、それらの魚は水温が上がるとおかっぱりから釣れにくくなります。ブラックバスはトラウト系の魚と比べたら高水温に強いので一応?釣果も期待できるのです。
漁券(一日券)がたったの700円なのも良いですな。管理釣り場なら2時間で2000円とかかかってきますからね。
正直まだまだ場数を踏んでないので現段階での解説になります。申し訳ありません。
今後、自分がスキルアップしたら追記、修正していく予定です。


