ワークマンの新作 ”イナレムストレッチレインスーツ”
「イナレム」というワークマンが独自に開発したムレナイ新素材を使用しているらしい。
一番の特徴は耐水圧20,000mm、透湿度25,000g/m2/24h。
これは以前からあったワークマン ストレッチパーフェクトの2倍以上の性能です。
参考までにストレッチパーフェクトは。↓
耐水圧10,000mm、透湿度8,000g/m2/24hです。
・透湿度の目安
今回は新作イナレムレインスーツを素人視点でチェックしてみます。
カラー、サイズを選ぶ
私の場合イナレムは釣り、軽登山に使う予定です。
購入時、サイズとカラーに迷いました。私は身長177cm体重60kgです。
カラーバリエーションはベージュ、オリーブ、ブラック。(オレンジが追加された模様)
選んだ色はオリーブ。
内側にインナーダウンを着る使い方を想定したのと、釣りでルアーやフライを投げるとき腕付近が窮屈にならないように、ちょっと大きめのLLを購入してみました。
イナレムストレッチレインスーツのスペック
耐水圧:20,000mm
透湿性:25,000g/m2/24h
表側:ポリエステル100%
裏側:ポリエステル100%
上下つき
収納袋つき
価格:税込み4900円
タグ。
収納状態。
上着
全体。表面でロゴがあるのは左手のみ
ポケットは合計3つ。
フードは収納可能。
背面のロゴ。ストレッチパーフェクトと比べてロゴの主張が弱くなった。
内側。左=イナレム 右=STRETCH PERFECT
ストレッチパーフェクトと比較して柔らかい素材になっている。
パンツ
全体。
ズボンのひも。
裏地。上着と同じさらさらした素材。
パンツの裾止め。左=イナレム 右=STRETCH PERFECT
ストレッチパーフェクトはマジックテープ式だったがボタン式に戻っている。
コストカットでしょうか。これはちょっと残念です。
シャワーを当ててみた
試しに10cmほどの距離から勢いよく10秒程度シャワーを当ててみると、こんな感じです。↓
30秒当てるとこんな感じ。↓
表地に水が染みてきました。内側は浸水しておりません。
撥水の機能は使い続けると低下するようです。
3レイヤー構造とはなにか?
イナレム ストレッチレインスーツの生地は3レイヤー(層)構造となっている。
挟まれている真ん中の素材が水の侵入を防ぎ、蒸気を外に逃がしてくれるわけですな。
出典:ワークマン
高性能と有名なゴアテックスの3レイヤーレインウェアも構造は同じで、真ん中に挟まれている素材が高い耐水圧と透湿性のゴアテックスメンブレン(膜)となっているそうです。
表地がびしょびしょになるとどんなに高性能なレインウェアでも透湿性が著しく低下するのだそうです。
出典:「ゴアテックスなら大丈夫」は本当?実際のところを日本ゴア社で聞いてきた | 【YAMA HACK】日本最大級の登山マガジン – ヤマハック
レインウェアのレビューは難しい!
レインウェアーのレビューは難しいんですな。
細かい作りを説明したり、使い込んで耐久性を伝えることは可能ですが、蒸れにくさを伝えるのはなかなか難しいです。
どんなことに何回使ったかを伝えても蒸れにくさは結局「主観」になってしまうのですな。
ただゴアテックスが使われたレインウェアの透湿性が確かなのはYouTubeで挙げらている湯気の透過具合を見れば一目瞭然ですね。
まとめ
今回はワークマン”イナレム”ストレッチレインスーツを紹介しました。
旧作と比べて2倍以上の性能向上。それで4900円なのだから驚きです。
個人的に嬉しいのはロゴが目立たないことです。
カラーバリエーションはベージュ、オリーブ、ブラックと落ち着いた色となっているも嬉しいですね。
2021/10/15現在。公式通販では全サイズ在庫0。
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