こんにちは。かずです
期間限定のレモン彗星

10月28日(群馬県民の日)
群馬県高山村の県立ぐんま天文台でレモン彗星の観察会があったので行ってきました
これを見逃すと次に見れるのは1300年後と言われているレモン彗星。1300年後は・・西暦でいうなら約3300年ごろ。人類がどうになっているのか想像もつきませんね
こうした”期間限定の天体ショー”といえば10年以上前の2012年に金星の太陽面通過(ヴィーナストランジット)という珍しい現象がありました。当時あまり話題にならなかったような気がする
一ヵ月前にあった日食に話題を持っていかれたかもしれません

出典:Wikipedia
当時のぼくは太陽観察用のサングラスを用意していたのですが、残念ながら天気が悪くてみることができませんでした
次のヴィーナストランジットは約100年後の2117年らしい・・・今の赤ちゃんならぎりぎり見ることができるかもしれませんね
レモン彗星の見頃は10月下旬~11月中旬。4等星前後なので肉眼ではほぼみえませんが、双眼鏡か望遠鏡で観察可能です。最近のスマホはカメラ性能が高く、上手く設定すれば撮影もできます
当日の天気は晴れ
今日は群馬県民の日で入館料が無料
ぐんま天文台は満車状態。これには驚き!「混むだろうな」と思ってましたがまさかの満車。やはり無料は強いですね

長い階段を上り、本館入口へ
ぐんま天文台名物の階段。500段、片道600mあるそうです

本館入口までたどり着く
今日は無料だが係員の方に人数を伝えて野外観測エリアへ進みます
山の上にあるので風が強い!
厚着をしてきましがそれでも寒い!特に耳
観察用望遠鏡の前には10人以上の行列ができている

出典:https://www.astron.pref.gunma.jp/instruments/telescope_small.html
まずはレモン彗星の観察。大きな望遠鏡だけあって、尾を引いた姿までしっかり見えました
続いて土星を観察。今ちょうど見頃で、肉眼でもかなり明るくみえます
望遠鏡をのぞくと、土星特有の“つぶれた球体”がはっきり見える。環のような影がうっすら。思わず「おお…」と声が出てしまいました
そのあとレモン彗星の位置を確認し、iPhone15Proで撮影に挑戦
ぼく以外にも多くの人が撮影に挑戦しています
メインカメラ・ナイトモード・シャッタースピード10秒

画面中央の少し左に、尾を引いて輝く小さな天体が映っています
拡大写真。↓
 
 
余談ですが暗い場所で三脚を使ってiPhoneを固定するとシャッタースピード30秒にできる
ナイトモードはiPhone11以降のモデルで利用できます
 iPhone15Pro 山奥で撮った写真(天の川 写真中央少し右にアンドロメダ銀河)
iPhone15Pro 山奥で撮った写真(天の川 写真中央少し右にアンドロメダ銀河)
肉眼では見えないほどたくさんの星が撮影できます。人が撮った星空写真を見るのも良いですが、自分で撮ってその星の多さを目にしたときの感動は格別です
