こんにちは。かずです
野反湖キャンプ場で釣りキャンプしてきました
2年前に野反湖キャンプ場で宿泊したときはバンガローにしましたが、今回はテントサイトを利用
テントの使用は約1年半ぶりとなる
久々のキャンプなのでかなり気合が入っています
一週間前から天気予報をチェックしていましたが、雨の予報は的中。当日は土砂降り・・・
ぜんぜんユルくないガチキャン△となった
時期は10月中旬。標高の高い野反湖
当日の最高気温は10℃前後。雨の影響で最低気温はそこまで低くない
焚き火をするのには良い気温ではある
チェックインから降り続けた雨。早朝には止み晴れ間がでてきた
おかげでテントとタープはかなり乾かすことができて片付けは意外と楽だった
キャンプの合間に釣り。運よくニジマスゲットできました
野反湖キャンプ場の特徴
標高約1,500mの高原に広がるテントサイトの展望が素晴らしい。晴れた日には青く澄んだ湖面と、周囲の山々が織りなす絶景を一望できる。高山特有の木々が異世界感を感じさせる
- テントサイトは自然に囲まれた静かな環境だが、トイレの照明は22時以降でも灯っておりかなり明るかった。個人的に消灯するか照明を弱くしてほしいと感じたが、安全面を考えると仕方ないのかも
- 売店には飲み物や食料、薪、着火剤、カセットガスなどキャンプに必要なものがひと通り揃っている
- 管理棟にはシャワー室あり(有料)
- 車の乗り入れはできないため、荷物はリヤカーを使って約800mの道を移動する。上り坂もあるので結構大変
- 広々としたテントサイトはフリーサイト形式で、設営場所は早い者勝ち(アーリーチェックイン可能)
- 木々の間や草地、湖を望む開けた場所など、好みの景観を選んで張ることができる
- テントサイトからわずか100m歩けば野反湖の湖畔。釣り道具を手にすれば、すぐに静かな湖面にフライやルアーを投げ込むことができる
今回用意した道具
降雨の予報だったので、雨対策は万全でした
いつも思うけど道具の積載はほんとに大変ですね。嫌になります
- テント、タープ、ペグセット
- 椅子×2
- テーブル×2
- アウトドアワゴン
- 寝具(二人分)
- 食材
- 焚き火セット
- クーラーボックス
- 釣り道具
- 雨具(レインウェア、長靴)
- 薪
自宅にあった薪数本と売店で薪2束購入
- 昼食:パエリア
- 夕食:ハンバーガー
- 朝食:カップ麺
料金&時間
チェックイン | 午後0時~午後5時15分 |
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チェックアウト | 午前11時 |
敷地料テント 1張1泊 | 敷地代・・・テント1張1泊 2,500円(税込)入場料 (1人用テントは1,800円(税込)) 休前日連休料金・・・250円(税込)追加 タープ1張り・・・800円(税込) ※レイトチェックアウト・・・300円(税込)/時間 |
入場料 (0歳から一律) 1人1泊 | 700円(税込) |
出典:https://nozorikocamp.com/camp/introduction/
テント使用料金2500円
サイト使用料一人700円(1400円)
タープ使用料800円
アーリーチェックイン8:30~ 一人1100円(2200円)
=合計6900円
アーリーチェックインは最後まで悩んだが、設営場所を妥協したくなかったので利用することした
他に
薪二束購入して1600円
売店には薪の他に食材、軽食、キャンプ道具など販売している
詳しくは公式でご確認を

受付~テントサイトまではリアカーで道具を運ぶ
野反湖キャンプ場管理事務所で受付
薪を購入
現地到着したときにはすでに小雨
アーリーチェックインを利用して9時にチェックインしました
野反湖キャンプ場は駐車場からリアカーを使いテントサイトまで道具を運ぶ必要がある
距離はおよそ800m
今回は雨の予報もあり現地(テントサイト)での快適性を重視したので荷物が多くなった
なんとかリアカー二台に積み込めそうだ。よかった
リアカーなしなら細い橋を使ってショートカットできる。急げば片道10分きれるかも
前半は下りで後半は登り・・・
これはきつい・・・休憩を繰り返してラストスパート
登り切った先は・・・
貸し切り状態のテントサイト。イヤッホー!
野反湖付近の気候 植生について
標高およそ1500mの高原に広がる野反湖
夏でも空気がひんやりしていて、避暑地のような涼しさがある
11月下旬から4月中旬までは冬季閉鎖区間となり、道路が通行止めになるためアクセスできません
それだけこの場所が、雪深く厳しい環境にあるということですね
下界と比べると、周辺の植生もずいぶんと違います
野反湖の周りでよく目にするのが「ダケカンバ」という木
白樺と同じカバノキ科の仲間で、ぱっと見では見分けがつきにくいほど似ています
妻いわく、「北海道では白樺がたくさん生えている」とのこと
(野反湖周辺の白樺。ほとんどダケカンバだが稀に白樺を見る)
ダケカンバはその白樺よりも、さらに標高の高い場所に自生するそう
明るく白っぽい樹皮が陽の光を反射し、湖畔の風景に独特の“異世界感”を与えている
歩きながらふと見渡すと、その美しさに思わず見とれてしまうほど
テントサイトについて
公式HPには一日最大120張り可能とあるテントサイト
ぼくなら10組以上客が入ってたらキャンセルしたくなる。過密状態でキャンプするのは苦手なので・・・
赤〇=今回設営した場所
設営をはじめる。テントサイトは貸し切り状態
雨の予報なので景観以外にも、水はけと傾斜など慎重に考える
トイレがある広場。湖畔を眺められて水はけも悪くなさそうなポイントに設営した
ぼくは今まで何十回と野反湖で釣りをしていますが、野反湖の風向きは結構頻繁に変わります
ざっくりいうと南風か北風。本日は南風でした。なので、テントの入口を北に向けて設営
テントサイトにあるトイレ
出入口の引き戸は少し動きが良くない。トイレ内の清掃はしっかりしている印象
炊事場
水道は井戸水か湧き水を利用しているのかな?塩素消毒済みなので飲めると記載あり。お湯は出ません
ゴミ捨て場
テントサイト側にゴミ捨て場があるのはかなりありがたいですね
キャンプ時の様子
雨が強くなる前に急いでテント、タープを張る
地面は比較的固め。30cmのスチールペグをメインに使う
寒いので早速焚き火
リアカー移動と設営で疲労。HP回復している妻
天気は一向に良くなる気配はない
妻が作った昼食のパエリア
本人は失敗したと言っていたが結構イケる
設営直後は小雨だったが・・・
次第に雨は強くなり地面はぬかるみ状態に・・・
雨がつよくなることは予想していたが、ここまでぬかるむのは想定外
傾斜のある地面は水はけは良くなるが寝心地が悪くなる
テント内の角からぽたぽたと浸水してきた・・・
グランドシートはもちろん敷いている
地面はぐちゃぐちゃだが長靴履いているので無問題
夕食のハンバーガー
我ながらあまり完成度は高くない
スーパーで買ったBBQ用の牛ロース
炭火といえば分厚いお肉
朝食のカップ麺。この景色を見ながらだと家で食べるよりも5倍美味しくなる
晴れたおかげでテントとタープはほぼ乾いた。これはかなりラッキー
コーヒーで〆る
ペグの抜き忘れがないか何度も確認する
無事帰還~
野反湖で釣り(フライフィッシング)
野反湖でフライフィッシング
キャンプ場から湖畔までは片道わずか100mほど
リアカーで釣り道具を運んだ甲斐がありました
テントサイトから歩いてすぐにロッドを振れる
ぼくはいろんな釣りをする(したい)タイプの人間なんですが
ここ数年はすっかりフライフィッシングにどっぷり浸かっています
理由は単純でフライキャスティングが、とにかく面白いから
野反湖でも、実にさまざまなスタイルのフライマンを見かける
ツーハンドロッドで大きなⅮループを描きながらリトリーブする人もいれば
シングルハンドでドライフライだけを追求する人もいる
それぞれのスタイルに、それぞれの美学があるのが面白いところ
釣りアニメ『スローループ』では、野反湖がモデルと思われる湖が登場する
作中では主人公がシングルハンドロッドを使ってドライフライで魚を釣り上げていました
アニメを見てから実際にこの湖に立つと、ちょっとした“聖地巡礼”気分になりますね
ぼくは野反湖の年券を所持している
野反湖の一日券は専用の券売機で購入できるが、当日の券を購入するには野反湖管理事務所まで歩く必要がある
年券があればテントサイトから日の出とともに釣りができるのである
なんとかチェックアウトギリギリ(10:00頃)に一本
40~45cmのニジマス(ハコスチ)ゲット
アベレージサイズだが、キャンプで釣れると嬉しさ倍増しますね
帰りにちょっと寄り道・・・旧太子駅
野反湖から八ッ場ダム道の駅方面へ進むこと40分
左手に廃線となった旧駅がある
こんなところに線路が走っていたとはかなり驚きである
旧太子駅(おおしえき)と読む
戦時中に鉄鉱石を輸送するために開業したとのこと
入場料一人200円
最後に・・・
今回の野反湖キャンプはまさにガチキャンプでした
キャンプ中に魚が釣れたのはかなり嬉しかった。我ながら持っているなと思いました(笑)
やはり野反湖キャンプ場テントサイトの景観はスペシャルだと感じました
大変な思いをしてリアカーで坂道を登る価値があります
次はぜひ、青空の下でゆっくり過ごしてみたいです