フライフィッシングは楽しいです。
はじめはルアーでエリアトラウトをしていました。
私がフライをしてない頃、隣にいるフライマンがバンバン釣ってる様子を見て、フライをやってみたいなぁ、と思ってはじめました。
たまたま実家に父親のフライタックルがあったので、それもフライをはじめたキッカケの一つです。
父親はすでにフライを含め釣り自体卒業していたため、毛ばりの作り方を少し教えてもらい、以後はネットで情報をかき集めて今に至ります。
フライは敷居が高い?
ルアーと比べてフライは敷居が高いイメージがあるかと思います。
でも、実はそんなことは全くなくて、むしろルアーよりも簡単にトラウトを釣ることができるんですな。
管理釣り場のフライタックル
私の場合、ポンド型の管理釣り場で使う主なフライタックルは
- フライロッド シングルハンド(4番~6番)
- フライリール
- フライライン(DT フローティング)
- リーダー(ナイロン4号1m~1.5m)
- ティペット(ナイロン1号1m~1.5m)
これに自作のフライを結んでいます。
フライロッドは?
管釣りでの最初の一本はシングルハンド長さ8~9フィート 5番~6番をおすすめします。
番手というのは数字があがるとパワーもあがります。ルアーロッドで言うならULが低番手。MHやHが高番手って感じですかね。
5番~6番をおすすめする理由は、浮く毛ばり(ドライ系)と沈める毛ばり(ニンフ系)、どちらにも対応できるからです。
ドライフライ(浮く毛ばり)だけなら4番以下でも良いのですが、インジケーターというウキを使って毛ばりを沈める場合、ある程度ロッドパワーがないと飛ばしにくいです。
ドライフライは魚が食いつく姿が見えるので狙って釣った感があって楽しいです。しかし、ドライフライだけで釣果を伸ばすのが時期が限定されますし、難易度高いです。そんな時は毛ばりを沈めるしかないのですな。
それに最近のポンド型管理釣り場は大物を放流しているところも多いです。仮に大物が掛かった時に有利なのは5番~6番なわけです。
フライロッドは安物から高価なものまでありますが、ぶっちゃけ1万円以下の安物で十分です。
私は5万円台のフライロッドも所持しております。確かに持ち手やつなぎ目など、細かい作りに差はありますが、5~10倍の価格に対してキャスト距離が飛躍的に伸びるような性能差はないと感じています。
フライリールは?
フライリールは主にフライラインを収納しておくための道具です。
ラージアーバーと呼ばれるタイプは内径が大きいです。フライラインに巻き癖がつきにくく、1回転当たりの巻き取り量も多いのでおすすめですな。

フライラインは?
フライラインとは、色のついた太いラインのことを言います。このフライラインの重さを利用して、毛ばりを遠くへ飛ばします。↓
ダブルテーパーとはDTと略されたりしますけど、難しいことは考えずに一般的なフライラインと思っておけば問題ないです。
ダブルテーパーの他には遠投向けのウェイトフォワードと呼ばれる種類もあります。
フライラインは色んなカラーがありますが、自分の好みで決めて良いと思います。明るめのカラーなら他の人にも見えやすいので安全かもしれませんな。
フライラインも安物と高価なものがあります。正直、私自身もどんなのを選べば良いか答えが出ていません。仮にお金をかけるならフライロッドよりもフライラインというのが今の結論です。
理由は高価なフライラインのほうが滑りが良いです。ガイドとの摩擦が少なく遠投しやすいのですな。
実際私はフライラインも安物を使っています(笑)
リーダー、ティペットとは
リーダーとは、簡単にいうとフライラインに結ぶ糸のことです。
リーダーは本来、テーパーリーダーという手前が太く先(ティペット側)になるにつれて細くなるものを使用します。
ティペットとは、リーダーよりも細い糸のことでフライを結ぶものです。
このように徐々に細くすることによって、毛ばりが綺麗に真っすぐ飛びやすくなるのですな。
私はケチなので、管理釣り場では専用のリーダー、ティペットは使わずどちらもナイロンラインで代用することが多いです。↓
フライ(毛ばり)は主に二種類あれば十分
- ドライフライ#10~14(浮く毛ばり)
- ニンフフライ#10~14(沈む毛ばり)
ニンフフライの場合はタナに合わせてインジケーター(ウキ)をつけます。
#10とは、フックのサイズの一つです。
紛らわしいですが、数字が大きくなるにつれて小さくなります。
フライ(毛ばり)はどんな形、色のを使ってもそこまで大きく変わらないので、毛ばり作りが面倒という方はAmazonに売っている完成品毛ばりでも問題ないかと思います。
気をつけたいのはやはりフックサイズですね。

キャスティングに自信がないという人は?
フライの醍醐味となるのがキャスティングです。
傍から見ると難しそうなイメージですが、管理釣り場ならポンドの大きさにもよりますが、竿先から5メートルも出せれば釣りになることが多いです。
管理釣り場なら竿先から5メートルも飛べば問題なし
池の規模にもよりますが、下手したらロッドの真下にフライを落としてもトラウトがかかるときがあります。
実際に私がはじめてフライでトラウトを釣ったときは、ロッドの真下にちょこんと毛ばりを落とした時でした。
キャスティングが下手だとカッコ悪いか?
管理釣り場などでは他に釣り人が多いので下手なキャスティングは恥ずかしいと思う人もいるかと思います。
でも冷静に考えれば、どんなフライマンだって最初は下手くそだったわけで初めから上手い人なんていなかったはずです。
車の運転も同じで、免許を取ったばかりの時はバックで駐車するのに緊張したかと思いますが、何年も運転してると何も考えずに自然に駐車することができるようになってたと思います。
私が管理釣り場ではじめてフライに挑戦したときは上手なフライマンがいる中で恥ずかしくなりながらも、フライロッドをブンブン振り回してどうやったら遠くに飛ばせるだろう?と試行錯誤を重ねました。
追記・・・周囲に人がいないかしっかり確認しよう
バックキャストに入る前に後ろをしっかり確認することが重要です。
毛ばりが他の人に当たったら危険ですからね。
背後に障害物があるときや安全にキャストしたい時はロールキャストなどの水面を使ったキャストがおすすめです。ロールキャストでもなれれば10m以上は飛ばすことができます。
まとめ
今回、これから管理釣り場でフライをはじめる人への記事を書いてみました。
正直私もまだわからないことが多いので現段階での結論となります。申し訳ありません。
せっかく高いお金を払ってエリアトラウトするなら、ルアー、フライ両方のタックルを用意できれば一石二鳥なんですな。
フライタックルを揃えて、フライで最初の一匹を釣ることができれば、フライでトラウトを釣るのがどれだけ簡単なのか理解できると思います。