ランニングライン(シューティングライン)とシューティングヘッド接続方法をまとめてみました。
どの方法にも一長一短あるかと思います。
自分はリトリーブの釣りではスイベル接続、セミなどのドライ系はループtoループと状況に応じて使い分けています。
参考にしたサイト様。↓
ランニングライン 接続方法
ラインシステム詳しい説明 | toyo reels
ループtoループ
一番楽な接続方法。
ランニングラインを八の字結びでループをつくります。
弱点はループと結び目部分にコブができるので、ガイドに少し引っ掛かります。

追記・・・パーフェクションループ版。
ランニングライン側の結びコブが小さく、ラインの先端が真横に向くのが特徴です。


ネイルノット
手間はかかりますが、ループtoループと比べて凹凸が少ない接続方法。

・用意するアイテム
- プライヤー
- カッター
- 手縫い針
- 短く切ったストロー

①ヘッドをきれいに切断。手縫い針をライン中央部分から刺す。↓

②↓

③手縫い針の穴にランニングラインを入れる。

④プライヤーを使ってヘッドの穴にランニングラインを通す。↓

⑤↓

⑤ストローを使ってネイルノット。↓

⑥余計なランニングラインをカッターで切る。↓

⑦接続部分に接着剤をつける。↓

⑧完成。↓

スイベルを使った接続
スイベルで接続することでランニングラインのねじれを軽減することができます。
・用意するアイテム
- ドライヤー
- プライヤー、ハサミなど
- 小さめのスイベル
- 収縮チューブ(ホームセンターで購入 径1.5mm)
- 先端にループを作ったフライライン

①1~2センチほどに切ったチューブをあらじめ通しておく。↓

②スイベルにラインを結んで、余計なラインを切る。↓

③結び目とスイベルのリングが隠れるように通す。↓

④ドライヤーでチューブを収縮させる。↓

⑤ランニングライン側完成。↓

⑥フライラインの切れ端などをスイベルと結ぶ。余ったラインを切る。↓

⑦ランニングライン側と同じ要領で収縮チューブを通してドライヤーで収縮させる。↓

完成。あとはシューティングヘッドをループtoループで接続するだけ。
スイベル接続改良版
ループを短くして、コアを剥き出しにしてみました。↓

コアを剥き出しにするにはアセトン入りのネイルリムーバーがあると便利。ダイソーに売っています。↓

フライラインを数分付けておくと表面が柔らかくなります。↓

柔らかくなったら爪で剥がせます。↓

ループの凹凸が小さくなるので、ガイドとの干渉も減ります。

追記・・・東陽工業 スイベルループコネクター
東陽工業のフライリール ジェットストリームのオプションでついてきたスイベルループコネクター
あえてループを大きくすることでヘッドの交換が容易になる。↓

実際にこのコネクターで接続してみると、ループの短いものよりもガイドの通りが良いです。
おそらく、スイベル部分とループ部分で重さが分散されるからだと思います。
スイベル部分だけが深く沈み込むこともなく使いやすかったです。
追記・・・スイベルループコネクターを真似てみた

用意したもの
バッキングライン
riverpeakの30lbのバッキングラインです。
熱収縮チューブ 1.5mm
スイベル
東陽工業公式では10号を使っていますが、7号で作っても問題なさそうです。
道具
- タイイングスレッド
- ハサミ
- ドライヤー
- アロンアルファプロ用
バッキングラインを35cmにカット。

スイベルを通す。

糸と巻き付ける。

瞬間接着剤をつける。乾く前に再度糸を巻き付ける。

余計なラインをカット。
接着剤が乾いたら熱収縮チューブをかぶせる。

ドライヤーで収縮させる。

完成!

スイベルループコネクターと比較。

