今日は友人と群馬県中央部にある山、子持山に登ってみました。
登山口へ向かう道中、渋川市から撮った子持山。
関越自動車道、前橋ICから新潟方面へ走ると目の前に見えるのが子持山。
前橋、高崎からも見える山なので、名前はわからないけど見たことあるという人もいるかと思います。
子持山の標高は1296mであまり高くありません。山の見た目もおとなしめ?ですが、実は子持山の登山は群馬県の山のグレーディングでCに分類される難易度の高い部類の山なんです!(ルートによって変わります)
群馬県公式HPのグレーディングを参照。→こちら
子持山のルート
子持山はおおまかに分けると2つのコースがあります。
- 高山村 県立ぐんま天文台付近から登るルート
- 子持神社付近(5号橋駐車場)から登るルート
です。
今回は屏風岩、獅子岩など、ちょっとエキサイティングな岩場がある、子持神社方面(5号橋駐車場)から登るルートを選んでみました。
アクセス
Googlemapでは5号橋駐車場という名前です。
子持神社から5号橋駐車場までの道は対向車とすれ違いできない狭い道なので注意。
駐車場の様子。↓
用意した道具
寒い時期の登山なので、服装には気を使いました。
トレッキングシューズ、バックパック40Ⅼ、飲料1.5Ⅼ、軽食、ヘッドライト、手袋、トレッキングポール、撮影器具。
山と高原地図アプリはとても便利
迷子対策として、山と高原地図アプリで常時自分の位置をチェックできるようにしています。↓
地図は有料ですが、GPSで電波の届かない場所でもアプリ内の地図で自分の位置がチェックできるのでおすすめです。
自分が通ったルートを把握できるルート記録機能もついている。↓
要するにカーナビの登山バージョンですね(笑)このアプリを使用しているとバッテリーの消費が早いです。
電池がなくなったらOUTなので充電満タンの状態で登るようにしています。
ルート
見知らぬ男性から声をかけられる
駐車場で登山の準備をしていると、男性から声をかけられました。
男性「子持山ははじめてかい?」
ぼく「はい。」
「なら、この地図を使いな。」
と、手作りっぽい地図を渡されました。
まるでゲームのRPGみたいな展開ですが、本当です。
話を聞いてみると子持山のルートを開拓したり整備している人だそうです。
頂いた地図。↓
(※自宅に帰ってから撮りました)
作成:子持山の番人とあります。
番人さんに各ポイントの注意点を聞く。
稜線を歩ける景色の良い裏ルートがおすすめとのこと。(ただし一般地図にはないルート)
最終的にこのようなルートを使いました。↓
赤色が登り、青色が下り。
登りは裏ルートを使いましたが、なかなかハードな道中だったので、下山は別のルートを使いました。
登山時間
参考までにウェアラブルカメラでのおおざっぱな登山時間です。
登り
(出発)5号線登山道9:30→屏風岩(鳥居)9:40→獅子岩10:50→柳木ヶ峰11:30→山頂12:00
下り
山頂12:10→柳木ヶ峰12:30→獅子岩付近12:50→屏風岩(鳥居)13:40→5号線登山道13:50(下山)
登山口~山頂まで
屏風岩(鳥居)~屏風岩頂上
駐車場から20分ほど歩くと屏風岩(鳥居)に到着。↓
そこから20分ほど進んだところにある屏風岩の頂上へ。
頂上付近、短い鎖とハシゴがある。↓
ハシゴを登ってみる。↓
高層ビルの屋上の際に立つイメージに近いです。本当にこわい(笑)
ハシゴを登り切ったところからの景色。↓
屏風岩から獅子岩を目指す
屏風岩から目指すのは獅子岩。裏ルートは尾根がずっと続きます。↓
稜線を通るルートなので登りながら全体を望むことができる。↓
獅子岩
道中に撮った獅子岩。↓
ここから数十分。獅子岩の付近に到着。
獅子岩頂上へ向かう。数メートルある鉄のハシゴを登ると、鎖場がある。↓
ハシゴを登りきる。↓
すぐ横にある鎖場を登り頂上へ。↓
獅子岩の頂上。↓
獅子岩頂上からの景色
獅子岩の頂上からは群馬の平野部が一望できます。↓
うっすらと富士山が見える。↓
空気が澄んだ日はスカイツリーも見えるようです。
獅子岩から子持山頂上を目指す
最後の分岐がある柳木ヶ峰。↓
山頂手前のロープエリア。↓
頂上
頂上付近についたと同時に風花が舞ってきました。いやぁ~寒い!
谷川連峰、武尊山などは雲の中に隠れていました。この時期は仕方ないか。
このまま無事下山しました。
まとめ
岩場、鎖場、ロープ、急坂、稜線歩きなどバラエティに富んだ子持山、飽きずに上ることができました。
滑落するような箇所はいくつもあります、十分に下調べ、道具の準備をして登ることをお勧めします。
獅子岩への頂上はハシゴ、鎖場がちょっと危険ですが、頂上からは絶景を望むことができます。