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マブナ釣りはヘラ釣りじゃない?ヘラ釣りは敷居が高いのか。

久々のフナ釣りネタ。

この間釣り道具を整理しているとロッドケースの中から12尺(3.6m)と15尺(4.5m)ののべ竿を発見しました。↓

尺(しゃく)とは長さの単位で1尺=30cmです。

数年前に職場近くの公園でフナ釣りをする目的で購入したもの。

たしか近所の釣り具屋さんで購入した廉価品です。

 

どちらもヘラ竿というか万能のべ竿って感じですね。

ヘラブナとは何か?

Wikipediaによると、ヘラブナとはゲンゴロウフナを品種改良した個体のことを言う。マブナと比較して横から見るとひし形の体形をしている。そうです。

実際に釣ったフナを見るとぼくのような素人では判別が難しいです。

例えばこれ。↓

数年前に公園で釣ったフナです。

当時釣った時は、尺ベラキターと盛り上がっていましたが、今見てみるとこれ・・・ただのマブナじゃね?

ヘラ釣りって何なん?

そこで疑問に思ったのがヘラ釣りとは何なのかという話。

  • マブナ釣りはヘラ釣りとは違うのか?
  • リールを使ったヘラ釣りもあるのか?
  • 結果的にヘラが釣れればヘラ釣りになるのか?

うーん、考えはじめるとキリがないですね(笑)

 

ぼくの勝手な解釈となりますが、ヘラ釣りとは・・・。

・専用の台座(いわゆるヘラ台)に座り、のべ竿で練りエサを打ち返すスタイル

だと思っています。

ヘラブナ釣りはハードル高いのか?

ぼくのフナ釣り遍歴は公園の池だけです(笑)

しかも専用のヘラ台を所持していないので、本物のヘラ師がぼくを見たらただのウキ釣りをしているだけに見えると思います。

 

以前公園で常連ヘラ師さんとお話したときに「ヘラ釣りは一番難しい釣りだ」と仰っておりました。

詳しい話は聞けませんでしたが、確かに真冬の活性が低い時に釣果を伸ばしたり仕掛けや練りエサの配合に拘りヘラブナだけを狙って釣るとなると常連ヘラ師さんの言う通り難易度は高いと思いました。

 

人によって難しいか易しいかは違ってくると思います。

個人的に公園にある小さな池でフナ系の魚を釣るのであれば、時期や水温が合っていればそこまで難しくないと思っています。

フナを釣るだけの目的でしたらエサにこだわる必要ないですしね。

練りエサではなくてコーンなど固形のエサを使うとエサ持ちがいいので初心者でも釣りやすいです。

ヘラブナ釣りを極めるには複数の竿が必要

いつも同じフィールドでヘラ釣りするならその釣り場にあった延べ竿一本あれば問題ないと思います。

以前ヘラ釣り好きな友人から、公園の他に、湖からの岸釣り、ボート釣りなど、いくつものフィールドを駆け巡るには複数の竿が必要になる。という話を聞きました。

なぜ複数の竿が必要かというと、各フィールドのタナ(深さ)にあった長さの竿が必要なんです。

例えば水深1mの釣り場なら9尺程度の竿で十分ですが、水深3~4mもある釣り場や遠浅の湖では18尺以上の長い竿が必要となるわけです。

 

基本的に長い竿ほど軽い素材で作られた竿のほうが良いと思っています。

ヘラ釣りというのはエサを何度も打ち返します。長くて重い竿を使うと、半日どころか数時間で疲れてしまいそうだからです。

長くて軽い竿は結構なお値段がします。

 

当時のぼくは12尺と15尺があればなんとかなるなかぁ?と適当な気持ちで購入したんだと思います。

実際15尺ののべ竿があれば2.5mぐらいの深さの釣り場なら使えると思います。

安物万能竿の重さはいかに?

重さが気になったので量ってみました。

15尺のほうが108グラム。↓

 

12尺のほうが125グラム。↓

最高峰へら竿の重さが気になる

有名メーカーの高級ヘラ竿の重さをチェックしてみました。

DAIWA : HERA R - Web site
「軽さは、攻撃力。」軽量並へらシリーズ「HERA R」が登場
  • 12尺=55グラム
  • 15尺=64グラム

でした。

廉価品と比べて半分ほどの重さとなります。

まとめ

個人的な結論はヘラブナ釣りは極めようとすると”道具のハードルが高くなる”となりました。

同じシリーズのヘラ竿でも12尺と21尺で価格が2倍近く違ってきます。

21尺~のヘラ竿などは他の魚種で使えるような汎用性の高さはないので、ぼくみたいな貧乏人にはなかなか手が出せないですね。

 

竿の他に、

ヘラ台、竿受け、パラソルなど

ルアーに比べて道具が多いのも敷居が高い理由の一つだと思います。

 

実はいうとフナを釣るだけなら、のべ竿に拘る理由はありません。(リール竿OKな釣り場に限る)

リールを使った吸い込み釣りでも十分フナ系の魚はかかりますからね。

実際にぼくは鯉の吸い込み釣りの外道として何匹もフナを釣ったことがあります。

 

きっとヘラブナ釣りをする人はその釣り方に拘りがあるんだと思います。

練り餌の配合、仕掛けの繊細さ、ウキの動き、タナの見極め、などゲーム性の高さがヘラ釣りに熱中する要因なんでしょう。

そんなぼくも最近ではフライで魚を釣ることに拘っていますからそれと同じですね。

 

フナにはじまりフナに終わるという言葉があります。

ぼくの釣りの始まりはなんだろう?小さい頃の記憶を思い出してみると近所の池でのエサを使った雑魚釣りでした。

当時、小学生の頃、一人で釣りをするときは、父親の釣り道具を借りて自転車で行ける近所の池で釣りをしてたんだと思います。

父親が多趣味な人なので、実家にはルアー、フライ、テンカラ、渓流、船竿などあらゆる釣り竿、釣り道具がありました。

今の父親は釣りはやめてバイクのツーリングにハマっています。そんな父親の影響もあってか大人になったぼくは釣りにドはまりするのでした。

今後どのくらい釣りを続けるかはわかりませんが、最終的にヘラ釣りに落ち着くなんてこともあるかもしれません。