孤高の人という登山漫画があります。
その漫画では、K2と呼ばれる世界一難しい山を登るシーンがあります。
高所の雪山登山の恐ろしさがきゃんと表現されており、漫画なのに読んでる自分まで苦しくなりました。
そこで
- アイゼンでの雪山の登山ってどんなもんなんだろう?
と経験してみることにしました。
つまり、漫画に影響されたってことです。(笑)
使ったアイゼンは?
アイゼンというのは雪面を快適に歩くためのトゲトゲです。
これをつけると、普通の靴だと滑りそうな雪道でも、爪のおかげで滑ることなく歩けるようになるそうです。
購入したアイゼンは
エバニュー(EVERNEW) 4本爪アイゼン。↓
本格的なアイゼンではなく、4本爪の軽アイゼンと呼ばれるものです。
仕様
- 原産国:韓国
- サイズ:フリー
- 質量:250g
- 素材:炭素鋼
- 構造・付属品:ゴムバンド式、収納袋
Amazonに売っていた廉価品です。
登る山は?
群馬県 榛名山系相馬山。↓
(この写真は前の記事の使いまわしです。すみません)
丸く囲ってあるのが相馬山です。
ぼくは登山素人ですので、登頂経験のある、雪がありそうな山を選んでみました。
この相馬山は、岩場が多く傾斜のきつい部分があるけど、
車で山際まで行くことができます。
2時間で往復できるので、練習に最適な山だと思いました。
それに、写真の通り、地上からよく見える山なので、晴れた日は頂上から絶景を望むことができる。
登ってみた。
駐車場から降りて、相馬山の様子をチェック。↓
良い感じで雪が残ってそう。
早速雪が積もっているので、アイゼンを取り付ける。
岩場にも凍った雪が残っています。
ハシゴゾーン。
登るにつれて、日当たりが良くなるからか、雪が減ってきます。
アイゼンなしだとツルツル滑りそうな岩場。
頂上の鳥居が見えてきた。
山頂に到達。
前回同様、絶景を望むことができた。
そして問題の下山。
登ってて思いましたが、下山のほうが滑る危険性が高そうだな、と
下りは登り以上に神経を使いました。
無事駐車場にたどり着いて終了。
まとめ
思ってたよりも雪が少なかったけど、初アイゼンの登山と考えれば丁度良い雪加減でした。
家に帰ってトレッキングシューズを見てみると。↓
アイゼンのゴム跡が残っていました・・・。靴もアイゼンも安かったし仕方ないか。
アイゼン使用後の状態は・・・。
若干塗装が剥げましたけど、爪は曲がったりはしなかったので、次回も使えそうです。