ポータブル魚探 deeper chirp+を購入しました

Deeperとは
魚探というとモニターがついていて船から使う印象だと思います
deeperシリーズはボール型でルアーのようにリール竿にに結んで投げることができる革命的なアイテムなんです
要するにおかっぱりで使える魚探
投げた後はスマホをWi-Fiでリンクして、リアルタイムでフィールドをスキャンすることができます
Deeperを購入した経緯
使用用途は主に湖での鯉釣りです
仕掛けをセットする水底の状態を確認するため

Deeper Chirp+の同梱物

本体、アタッチメントボルト×2、USBコード、 ネオプレーンポーチ、 説明書

ボート用、桟橋用、岸用と用途に合わせて金具を取り付ける位置が三か所ある

蓋をあけてみると本体を充電するためのマイクロUSB差込口とランプ点灯部分があるだけでボタンなど一つもついていません
充電された状態で水に浮かべると自動的に起動してWi-Fiを出します

Wi-Fiでスマホと繋げて専用アプリを起動するとすぐに水底を探索することができます
スマホ専用アプリのインストール方法
deeper専用アプリ、Fish Deeperというアプリをインストールする必要があります
私はiPhoneを使用しています
iPhoneの場合、app Storeの検索からdeeperで検索するとFish Deeperというアプリが出てくるのでインストールします
androidはplayストアから検索すると出てきます
追記・・・Deeper Smart Sonarは旧バージョンのようで新バージョンはFish Deeperという名前のようです

Deeperを投げる道具について

deeper chirp+の自重は90グラム、オモリで換算すると24号
当然ですが、こいつを投げる際はヘビーなタックルが必要となります
糸が切れて本体だけ飛んでいったら・・・後はわかりますよね・・・?
道糸と本体の結び方

- 道糸ナイロン10号
- 95lb(43キロ)の強度がある大きなサルカン
- 結び方 完全結び
※キャストする前はdeeperの金具が緩んでいることがないか必ずチェックするようにしています
Deeperをキャストする竿とリールは?
私の場合ですが・・・
- 竿・プロマリン サーフレイダー25-390
- リール・オクマ サフィーナ10000(ナイロン10号180メートル)

投げ竿のサーフレイダーはもともと鯉釣りに使っていたものです
たまたまdeeperの重さとオモリ負荷がマッチしていたので、そのままdeeper専用竿となりました
リールは鯉釣り用のものを流用しています。この10000番のリールは625グラムとかなり重い
元竿を脇に入れ、画面を確認しながら巻くようにすると体に負担なくdeeperを操作することができました

専用ロッドマウントはかなり高い!
deeperをリール竿で投げて使う際は
ルアーのようにリールを巻きながら専用アプリでチェックすることになります
釣り竿にスマホを取り付けるマウントが必要になります

別売りの専用マウントは結構なお値段がします
ロッドマウント代替案 自転車スマホホルダー
私はAmazonで千円以下で売っているバイク、自転車用のスマホホルダーを竿に取り付けてみました

このスマホホルダーはゴムで調整できる。極端に細い部分でなければ取り付けることができます

deeperを100回以上キャストしてますが、投げる勢いでスマホが外れたことはありません
しっかり固定できて360度回転できる
追記・・・Deeperをベイトタックルで投げてみた


タックル
- ロッド:メジャークラフト ファーストキャストバス FCC-702X(ルアーウエイト3/8オンス約10グラム~3/0オンス約85グラム)
- リール:アブガルシア ロキサーニ7右巻き(フロロカーボン16lb)
このタックルはブラックバスのヘビキャロ用です
ロキサーニに巻いたラインはフロロ16lbなので全力キャストはできませんが、サイド気味にゆっくりキャストで30mは飛んでいきます
ベイトタックルでロッドマウント案
上記で紹介した自転車スマホホルダーをリールの手前に取り付ける

キャスト時だけホルダーとスマホの位置(向き)をかえる

キャスト後元の位置に戻す

Deeperキャストタックルのまとめ
高価なアイテムなので、購入してすぐの最初の一投目は緊張したけど何度も投げていると気にならなくなりますね。慣れって怖い(笑)
上記のタックルでdeeperを100回以上投げていますが、問題なく使えています
全力キャストはこわくて出来ませんが、プロマリン サーフレイダー25-390では60%の力でキャストすれば40~50メートルは飛びます
アプリについて
アプリの設定
公式はこちら。↓
基本画面の右上から設定変更できます

設定できる項目



・4つの釣りモード
- スタンダード
- 穴釣り
- ボート
- 陸釣り
から選べ
・ディスプレイモード
- 基本
- 未加工
から選べる
基本の画面

未加工の画面

・カラーパレット
- クラシック
- 明るい
- 暗い
から選べます
個人的に水中が黒いクラシックが一番見やすいです
・ビーム角度
- Low CHIRP=47°
- Mid CHIRP=20°
- High CHIRP=7°
広い範囲をおおざっぱにスキャンしたい場合は47°
狭い範囲を細かくスキャンしたい場合は7°
スキャン中の画面の見かた

これが実際に使ったときのアプリの画面です
この時の設定は
- 探知機モード ”陸釣りモード”
- 魚アイコン ”オン”
- 感度 ”100%”
- パレット ”クラシック”
左側の地図はGPSで現在位置が表示されています
右側が水の中の情報
- 茶色=地面
- 緑色=水草など
- 黄色=魚。
※ 魚のアイコンは物体のサイズおよびソナー波の反射強度によって表示されるようです
魚アイコンの上の数字は水面から魚がいると思われる水深が表示されています
魚の大きさのチェック
黄色く表示されているのが魚なんですけど、
- 大きい魚はアーチが太くなる
- 逆に小さい魚はアーチが細くなる
上の画面の場合、私が想像するに
- 水深2メートル付近に見える細い複数の線は小さい魚の群れ
- アーチを描いている太いラインは30センチから50センチぐらいの魚
魚アイコンは私のような魚探初心者でも画面の読み取りが楽になるので本当に良い機能ですね
DeeperのWi-Fi接続が不安定なときは?
公式によるとWi-Fi接続距離は100mとありますが40mあたりから不安定になることがあります
ちなみに私のスマホはiPhone X
deeperとスマホの高さが水平に近いほど不安定になる印象でした
つまり、deeperから見てスマホが高い位置にあるとWi-Fiの接続が良くなるということです
私はdeeperをリールで巻くときに自分の脇にロッドを挟むようにしてスマホの位置を高くするようにしています。
気をつけたいのは、アプリ使用中にWi-Fiの接続が切れると自動的にモバイル通信に切り替わりスキャンができなくなります
なので、アプリ使用中はモバイル通信をオフにすることをおすすめします
モバイル通信に切り替わらなくなるので、一度Wi-Fiが途切れても再度自動的に繋がるようになる
それでも感度が悪い場合は気休め程度になりますが、カバーを外してスマホを裸状態にしてみるのもいいかも・・・?
追記・・・ChatGPTに質問してみた
夜釣りで使うには?
私は夜釣りもするので、”別売り”の専用の夜釣り用カバーを購入

この半透明の夜釣り用カバーをつけて設定にある”夜釣り”をオンにすると
LEDが点滅して真っ暗でもdeeperの位置が視認できるようになる
このカバーを別売りにしないで最初からこれをつければいいのに・・・。と思った人は私以外にもいると思います
Deeperの難点は?
Wi-Fiの接続距離もスペック通り100mは難しいと思います(いいとこ50mまで)
オプションアイテムの足元を見てるような価格も個人的には「うーん」と思います
まとめ
気になるポイントを見つけたら
- 竿を出す前や
- ルアーを投げる前に
Deeperがあればすぐに水の中の状況を確認することができます
もちろんスキャンした結果はアプリの履歴に残るのでいつでもチェックが可能
鯉釣りでは、オモリやマーカーフロートを使った水底のチェック方法もありますが、Deeperなら一発でスキャン可能なので時間短縮にもつながります
他にも
- 釣りはしないけどこの池がどうになっているのか気になるなぁ
なんてときはとりあえずDeeperを投げる。ということもできます
この堤防アジばっか釣れるけど底にヒラメやマゴチはいるのだろうか?
こんなときはDeePer出番ですな
Deeperを作っているメーカーは?
ちなみにこのdeeperはBaltic Visionという会社が作っているらしい
こういった先鋭的なアイテムを市販化できるのが海外メーカーの強みなんじゃないかと思います
日本のメーカーさんもこんな挑戦的な商品を作ってほしいですね




