記事内に商品プロモーションを含む場合があります

(鯉釣り)岸から使える魚探 ディーパー(deeper)の使用方法を解説

こんにちは。かずです

ポータブル魚探 deeper chirp+を購入しました

Deeperとは

魚探というとモニターがついていて船から使う印象だと思います

deeperシリーズはボール型でルアーのようにリール竿にに結んで投げることができる革命的なアイテムなんです

要するにおかっぱりで使える魚探!

投げた後はスマホをWi-Fiでリンクして、リアルタイムでフィールドをスキャンすることができます

 

Deeperを購入した経緯

私は釣りという釣りはなんでもする(したい)タイプなんですけど、最近は鯉釣りにハマっています

ネットなどを参考に鯉釣りの道具を揃えてから、半年ぐらいで長さ97センチ、重さ15.5キロの大鯉を釣ってしまいました

メーターオーバーとまではいきませんでしたが、15.5キロのでっぷりした大鯉でした

鯉釣りには検寸台と呼ばれる釣った魚の長さを正確に測れるアイテムがあるんですけど、残念なことに、当時の私は、折りたたみ式のスケールしか持ってませんでした。(現在は検寸台と所持しています)

それから調子にのった私は、その池に何度も行っては坊主の繰り返し

結局、この大鯉を釣ってからその池で鯉が釣れたのは計10回程度の釣行で、1匹しか釣れませんでした。しかもサイズの更新はなし

もちろん1回の釣行で、丸1日費やして坊主の日などもザラにありました

その池は水草が多いことで有名、仕掛けをセットするのは水草がない場所が定石と言われています

なぜかというと仕掛けが水草の中に隠れると、鯉が仕掛けを見付けることができないからです

以前からオモリ、マーカーフロートを使った水底チェックはしていたんですけど、めんどくさいんですよね

そこでdeeperという選択肢

以前からこの魚探の存在は知っていたんですけど、高価なアイテムですので購入に躊躇していました

でも、deeperがあれば、鯉釣りの水底チェック以外にも川、湖、海(堤防)などどこでも水の中をチェックすることができるぞ・・・?

釣りの視野が広がることに期待してAmazonでポチってみました

 

追記・・・deeper chirp+は販売終了となりました

 

新型

Deeper Chirp+の同梱物

本体、アタッチメントボルト×2、USBコード、 ネオプレーンポーチ、 説明書

 

ボート用、桟橋用、岸用と用途に合わせて金具を取り付ける位置が三か所ある

 

蓋をあけてみると本体を充電するためのマイクロUSB差込口とランプ点灯部分があるだけでボタンなど一つもついていません

充電された状態で水に浮かべると自動的に起動してWi-Fiを出します

Wi-Fiでスマホと繋げて専用アプリを起動するとすぐに水底を探索することができます

スマホ専用アプリのインストール方法

deeper専用アプリ、Fish Deeperというアプリをインストールする必要があります

私はiPhoneを使用しています

iPhoneの場合、app Storeの検索からdeeperで検索するとFish Deeperというアプリが出てくるのでインストールします

androidはplayストアから検索すると出てきます

追記・・・Deeper Smart Sonarは旧バージョンのようで新バージョンはFish Deeperという名前のようです

Deeperを投げる道具について

deeper chirp+の自重は90グラム、オモリで換算すると24号

当然ですが、こいつを投げる際はヘビーなタックルが必要となります

糸が切れて本体だけ飛んでいったら・・・後はわかりますよね・・・?

道糸と本体の結び方

  • 道糸ナイロン10号
  • 95lb(43キロ)の強度がある大きなサルカン
  • 結び方 完全結び

※キャストする前はdeeperの金具が緩んでいることがないか必ずチェックするようにしています

Deeperをキャストする竿とリールは?

私の場合ですが・・・

  • 竿・プロマリン サーフレイダー25-390 
  • リール・オクマ サフィーナ10000(ナイロン10号180メートル)

投げ竿のサーフレイダーはもともと鯉釣りに使っていたものです

たまたまdeeperの重さとオモリ負荷がマッチしていたので、そのままdeeper専用竿となりました

リールは鯉釣り用のものを流用しています。この10000番のリールは625グラムとかなり重い

元竿を脇に入れ、画面を確認しながら巻くようにすると体に負担なくdeeperを操作することができました

専用ロッドマウントはかなり高い!

deeperをリール竿で投げて使う際は

ルアーのようにリールを巻きながら専用アプリでチェックすることになります

釣り竿にスマホを取り付けるマウントが必要になります

別売りの専用マウントは結構なお値段がします

ロッドマウント代替案 自転車スマホホルダー

私はAmazonで千円以下で売っているバイク、自転車用のスマホホルダーを竿に取り付けてみました

 

このスマホホルダーはゴムで調整できる。極端に細い部分でなければ取り付けることができます

deeperを100回以上キャストしてますが、投げる勢いでスマホが外れたことはありません

しっかり固定できて360度回転できる

 

追記・・・Deeperをベイトタックルで投げてみた

 

タックル

  • ロッド:メジャークラフト ファーストキャストバス FCC-702X(ルアーウエイト3/8オンス約10グラム~3/0オンス約85グラム)
  • リール:アブガルシア ロキサーニ7右巻き(フロロカーボン16lb)

 

このタックルはブラックバスのヘビキャロ用です

ロキサーニに巻いたラインはフロロ16lbなので全力キャストはできませんが、サイド気味にゆっくりキャストで30mは飛んでいきます

 

ベイトタックルでロッドマウント案

上記で紹介した自転車スマホホルダーをリールの手前に取り付ける

 

キャスト時だけホルダーとスマホの位置(向き)をかえる

 

キャスト後元の位置に戻す

 

Deeperキャストタックルのまとめ

高価なアイテムなので、購入してすぐの最初の一投目は緊張したけど何度も投げていると気にならなくなりますね。慣れって怖い(笑)

上記のタックルでdeeperを100回以上投げていますが、問題なく使えています

全力キャストはこわくて出来ませんが、プロマリン サーフレイダー25-390では60%の力でキャストすれば40~50メートルは飛びます

アプリについて

アプリの設定

公式はこちら。↓

Deepersonar - wireless, castable, portable fish finders
Deeper Smart Sonars are wireless, castable, portable fish finder, specifically designed for casting or trolling from a small boat, kayak, shore and ice.

基本画面の右上から設定変更できます

 

設定できる項目

・4つの釣りモード

  • スタンダード
  • 穴釣り
  • ボート
  • 陸釣り

から選べ

 

・ディスプレイモード

  • 基本
  • 未加工

から選べる

 

基本の画面

 

未加工の画面

 

・カラーパレット

  • クラシック
  • 明るい
  • 暗い

から選べます

個人的に水中が黒いクラシックが一番見やすいです

 

・ビーム角度

  • Low CHIRP=47°
  • Mid CHIRP=20°
  • High CHIRP=7°

広い範囲をおおざっぱにスキャンしたい場合は47°

狭い範囲を細かくスキャンしたい場合は7°

スキャン中の画面の見かた

これが実際に使ったときのアプリの画面です

この時の設定は

  • 探知機モード ”陸釣りモード”
  • 魚アイコン ”オン”
  • 感度 ”100%”
  • パレット ”クラシック”

左側の地図はGPSで現在位置が表示されています

右側が水の中の情報

  • 茶色=地面
  • 緑色=水草など
  • 黄色=魚。

※ 魚のアイコンは物体のサイズおよびソナー波の反射強度によって表示されるようです

魚アイコンの上の数字は水面から魚がいると思われる水深が表示されています

魚の大きさのチェック

黄色く表示されているのが魚なんですけど、

  • 大きい魚はアーチが太くなる
  • 逆に小さい魚はアーチが細くなる

上の画面の場合、私が想像するに

  • 水深2メートル付近に見える細い複数の線は小さい魚の群れ
  • アーチを描いている太いラインは30センチから50センチぐらいの魚

魚アイコンは私のような魚探初心者でも画面の読み取りが楽になるので本当に良い機能ですね

 

DeeperのWi-Fi接続が不安定なときは?

公式によるとWi-Fi接続距離は100mとありますが40mあたりから不安定になることがあります

 

ちなみに私のスマホはiPhone X

deeperとスマホの高さが水平に近いほど不安定になる印象でした

つまり、deeperから見てスマホが高い位置にあるとWi-Fiの接続が良くなるということです

 

私はdeeperをリールで巻くときに自分の脇にロッドを挟むようにしてスマホの位置を高くするようにしています。

気をつけたいのは、アプリ使用中にWi-Fiの接続が切れると自動的にモバイル通信に切り替わりスキャンができなくなります

なので、アプリ使用中はモバイル通信をオフにすることをおすすめします

モバイル通信に切り替わらなくなるので、一度Wi-Fiが途切れても再度自動的に繋がるようになる

それでも感度が悪い場合は気休め程度になりますが、カバーを外してスマホを裸状態にしてみるのもいいかも・・・?

追記・・・ChatGPTに質問してみた

Deeperのような魚探を使用していて、遠投時にWi-Fi接続が不安定になるのは、Wi-Fiの信号強度が距離に影響されているためです。いくつかの対処方法を考慮してみてください。

  1. スマートフォンの位置を調整する
    Wi-Fi信号は障害物や水面の反射によって弱くなることがあります。スマートフォンを高い位置に置いたり、できるだけ魚探との間に障害物がない状態にすることで接続が改善されることがあります。

  2. スマートフォンのWi-Fi設定を確認する
    スマートフォン側でWi-Fiが最適な周波数帯(2.4GHzまたは5GHz)に設定されているか確認してください。2.4GHzは長距離での通信が得意ですが、混雑しやすいため5GHzに切り替えてみるのも良いかもしれません。

  3. スマホ用の外部アンテナやリピーターを使用する
    スマホに外部Wi-Fiアンテナやシグナルブースターを取り付けることで、Wi-Fiの受信感度を向上させることができます。

  4. Deeperアプリをアップデートする
    Deeperアプリやファームウェアが最新バージョンでない場合、接続の安定性に影響を与えることがあります。アプリやデバイスのファームウェアが最新か確認してアップデートを行いましょう。

  5. 魚探を改造して信号強度を上げる
    Deeperの魚探自体に物理的な改造を行うのは保証対象外になる可能性がありますが、信号強度を上げるアンテナやカスタムパーツを使用することも考えられます。

これらの対策を試して、Wi-Fi接続の安定性が向上するか確認してみてください。

出典:ChatGP
 

夜釣りで使うには?

私は夜釣りもするので、”別売り”の専用の夜釣り用カバーを購入

この半透明の夜釣り用カバーをつけて設定にある”夜釣り”をオンにすると

LEDが点滅して真っ暗でもdeeperの位置が視認できるようになる

このカバーを別売りにしないで最初からこれをつければいいのに・・・。と思った人は私以外にもいると思います

Deeperの難点は?

Wi-Fiの接続距離もスペック通り100mは難しいと思います(いいとこ50mまで)

オプションアイテムの足元を見てるような価格も個人的には「うーん」と思います

まとめ

気になるポイントを見つけたら

  • 竿を出す前や
  • ルアーを投げる前に

Deeperがあればすぐに水の中の状況を確認することができます

もちろんスキャンした結果はアプリの履歴に残るのでいつでもチェックが可能

 

鯉釣りでは、オモリやマーカーフロートを使った水底のチェック方法もありますが、Deeperなら一発でスキャン可能なので時間短縮にもつながります

 

他にも

  • 釣りはしないけどこの池がどうになっているのか気になるなぁ

なんてときはとりあえずDeeperを投げる。ということもできます

この堤防アジばっか釣れるけど底にヒラメやマゴチはいるのだろうか?

こんなときはDeePer出番ですな

Deeperを作っているメーカーは?

ちなみにこのdeeperはBaltic Visionという会社が作っているらしい

こういった先鋭的なアイテムを市販化できるのが海外メーカーの強みなんじゃないかと思います

日本のメーカーさんもこんな挑戦的な商品を作ってほしいですね