本格的にフライをはじめて1年半が経とうとしています。
いまだわからないことばかりです。
最近知ったことといえばフライロッドの元ガイドのことはストリッピングガイドという名前らしい。
まだまだ勉強することが多そうです(笑)
フライロッドの番手とはなんだ?
今更ですがフライの番手とは何だろうと改めて詳しく調べてみることにしました。
あらかじめわかっていたことと言えば。↓
- フライラインには番手があり、その番手にあったロッドを使う。
例えば4番のフライラインには4番のフライロッドを使うという感じです。
- フライラインの数字(番手)は上がれば上がるほど重くなる。それに伴いフライロッドもヘビーになる。
重いフライラインを投げられるということは、大きいサイズのフライを投げられたり、より遠投できるということだと思います。
- 番手とはアメリカの規格である。
詳しく調べてみるとAFFTAと呼ばれるアメリカの団体の規格だそうです。
ぼくは独学でフライを学んでいるので、めったに他のフライマンと会話することはありません。
管理釣り場のオーナーさんとお話しする程度。情報源といえばネットや本です。
別メーカーで番手、長さが同じ場合何が違うのか?
ネットでフライロッドについて調べると、○○というメーカーのロッドは遠くに飛ばしやすい。という情報がチラホラあります。
同じ番手、長さでも遠くに飛ばしやすいメーカーがある。ということだと思います。
なぜ同じ番手でも遠投しやすいロッドがあるのか?
以前のぼくは番手が同じフライロッドならどのメーカーもそんなに変わんないんじゃね?と浅はかな考えをしていましたが、実際は違うようです。
答えはこちらのサイト様にありました。↓
フライラインの重さという基準が先にあり、それにあわせてメーカーがロッドを作り番号を振っているという事だと思います。
例えばシングルライン6番の基準重量は9mで160グレイン(10.4グラム)です。(上記サイト様を参考)
この重量を快適にキャストできるロッドを各メーカーさんが6番と勝手に定めているんだと思います。
どの調子(ロッドアクション)でどんな素材を使っているかなどはメーカーさんの自由ということですね。
Amazonに売っているフライロッドのカスタマーレビューには「このメーカーの4番は固い!」というコメントがあったりしますがそういうことなんですね。
同メーカー同シリーズでの別番手の違いは?
では、同メーカー同シリーズで番手が違う場合、どこに差があるのでしょうか。
ぼくが持っているマックスキャッチ エクストリーム6番と10番を比較してみました。↓
ロッド自体の重さは6番が111グラム。10番が135グラムです。
20グラム以上差があります。主に握り手部分の形状の差だと思います。
左が6番、右が10番です。↓
若干10番が太いようにも見えます。
継ぎ目をチェック。↓
左が6番右が10番。
バット側のジョイント部分です。1mmほどですが10番のほうが太いですね。
実際に振ってみると固さが全然違います。
10番は6番と比べてシャキーンとしています。
たった1mmでこんなにも違うんでしょうか。素人のぼくにはよくわからない。
同シリーズの番手の違いについて詳しく調べてみると・・・知〇袋にて信憑性の高い記事を見つけました。
- 同じシリーズのロッドはどの番手にも同じ硬さの素材が使われている場合が多い(40Tカーボンなど)
- 高番手のロッドは肉厚に作るから曲げにくくなる。
硬いという表現よりも曲げにくいという表現が正しいようです。
つまり、ロッドメーカーさんが曲げにくいロッドを作る場合、太さ、厚さで調整しているということになるかと思います。
詳しいことはよく分かりませんが、カーボンには30Tカーボン 50Tカーボンなどがあり、数字があがるほど、硬く、軽くなるそうです。もちろんデメリットもあって高弾性と呼ばれるカーボンは硬いので折れやすく高価格です。
硬くて軽い素材を使えば高番手でも軽く細いロッドを作れるということだと思います。
高弾性カーボンを使った軽くて細いロッドはキャスト時の空気抵抗は少なくなり、体への負担も減るのでよりロングキャストに向いていると言われています。
素人の個人的な見解となりますが、キャスト距離に満足できない場合、同番手の高弾性カーボンロッドを使うよりも番手自体あげたほうがよりロングキャストできると考えています。
例えば5番の飛距離で満足できなかったら5番の高弾性ロッドを購入するよりも7番8番の廉価品のフライライン+ロッドを購入したほうが飛距離はアップする可能性が高いということです。