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ファイナルファンタジー14(FF14)人気の理由を引退組が語る

この間購入したゲーミングノートPCでファイナルファンタジー14ONLINE(以下FF14)のベンチマークテスト(PC性能チェックテスト)をしました。

FF14の実際の動作も気になったので課金して久々にログインしてみることに。

ファイナルファンタジー14ONLINEとは?

2010年9月30日からサービスを開始したMMORPG。

ファイナルファンタジーXIV 公式プロモーションサイト
冒険者3000万突破のオンラインRPG「ファイナルファンタジーXIV(FF14)」公式サイト。全ての冒険者よ、集え 仲間たちの待つエオルゼアの地へ。(PS5™, PS4®, Windows PC, Mac対応オンラインゲーム)

当時FF14のベンチマークテストが公開されたときはハイエンドクラスのPCスペックを要求されて慌ててPCを購入した人も多かったと思います。

ぼくのFF14プレイ遍歴

ぼくは10年前FF14のサービス開始からプレイを始めた初期組だったんですが、諸事情で半年で引退しました。

一時期復帰したこともありますが、なかなか時間が取れなくてすぐにやめてしまいました。

キャラデータは削除していないので、課金すればすぐにログインできる状態にはなっています。

引退してからはちょっとプレイをしたくなると課金してFF14の世界をチラっと覗く程度となっています。

ぼくがネトゲをプレイしない理由

一度プレイをはじめると継続的にログインする必要があるのがネットゲーム(MMO)の敷居が高い部分。

今のぼくは趣味の釣りなどをメインに活動しているので、ネトゲをプレイする優先順位が低い。

それに一度始めると夢中になってしまう自分の性格が分かっているので、あえて自重しているというのもあります。(笑)

ネトゲ経験者にはぼくと同じような理由でプレイしない人は多いんじゃないでしょうか。

MMOをプレイする人は減ったのか

オンラインゲームをMMOと言ったりしますが、MMOとは大規模多人数ネットワークのこと。

以前と比べMMOは下火になったように感じます。

MMOをプレイする人が減った理由は

  • スマホの普及
  • 現実との両立が難しい

ことだと思います。

スマホの普及

スマホが普及した今となってはゲームアプリでの複数人プレイは普通のこととなりました。(モンストなど)

家に帰らないとプレイできないMMORPGと比べてスマホがあればいつでもプレイできるソシャゲーは手軽です。

今では3Ⅾグラフィックを使用したスマホ用MMORPGもあるみたいですね。

現実との両立が難しい

ぼくにとってのネトゲ全盛期はまだ学生の頃、当時はスマホがない時代でしたのでネットゲームといえばPCや据え置き型ゲーム機でプレイするものでした。

17年ほど前、当時学生だったぼくは、学校の友人と多くの廃人を生み出したとされるファイナルファンタジー11(以下FF11)を勧められてプレイすることになりました。

FF11プレイ前のぼくはFFといえばオフゲーだろう!とFFのオンライン化を頑なに否定していました。

 

いざFF11をプレイしてみると、案の定ドはまりしました。(笑)

ゲームの世界で現実の顔も知らないプレイヤーと冒険することが楽しすぎて現実の学業に支障をきたすレベルではまっていました。

当時のFF11は今思えばかなりマゾい仕様で、レベルを1あげるのに12時間パーティプレイを強いられることもあり、もし一日でもログインをしないと他のプレイヤーと差が出てしまうためどのプレイヤーも必死でプレイしていたと思います。

普通の人なら12時間もゲームできるか!って思うかもしれません。いやぁできるんですよ。

むしろ12時間があっというまに過ぎていくのです。感覚的には「仕事」に近いかもしれませんね。

FF11のレベルあげは飲食業のピークタイムに似ていた気がします。

実はネトゲのレベルあげにも「時給」という概念があります。どういうことかというと1時間で稼いだ経験値の事を言います。

他のプレイヤー同士で「よっしゃー。時給4000いったー!」などのやりとりをするわけですね。

しかも、高レベルになってくるとnext=次のレベルまで数万稼ぐ必要がある。

 

ネットゲームというのは自分がログインしていなくてもゲームの世界は動いているのです。

ネトゲは長時間プレイすること前提で作られており、仮に一か月でもログインしなければ浦島太郎のような状態になってしまいます。

逆にゲームをプレイしすぎていると現実世界で浦島太郎になるというジレンマが起きるわけですね。

 

FF11をプレイするときに表示される「プレイヤーの皆さんへ」

ヴァナ・ディールでの冒険生活は楽しいものです。

多くの仲間達と語り合い、パーティを組み、共に冒険するヴァナ・ディールでの時間は、オンラインゲームならではの深い楽しみを与えてくれるでしょう。

しかし、そのためにあなたの本当の生活に支障が出ることを、ぼく達は望みません。

あなたの家族や友人、学業や仕事をどうか大切にしてください。充実した本当の生活があってこそ、ヴァナ・ディールでの生活もより楽しいものになるでしょう。

より楽しく、そして末永くファイナルファンタジーⅪを楽しんでいただくために、ご理解ご協力をお願いいたします。

これ、かなり重要なことが書かれています。(太字の部分)

プレイする前はこの意味がよくわかりませんでしたが、今ではこの言葉の意味がよくわかります。

わざわざ公式がこんな文章を入れるぐらいネットゲームの中毒性は高いものなのです。

FF14がなぜ人気なのか

MMOが衰退した現代でも同時接続数が増え続けているFF14。

現在プレイしていないぼくがこんなことを語るのもアレなんですけど、なぜプレイヤーが増えるのかぼくなりに分析してみることにしました。

キャラクターメイキングの完成度が高い

キャラクターメイキングとは、ゲーム内の自分(キャラクター)を好みにカスタマイズすることです。

このようなMMORPGにはいつくかの種族があり、FF14では8種の種族が選べる。

キャラメイクを細かく選べる

顔の輪郭、目の形、大きさなど細かくメイキングできるので、他のプレイヤーと被ることのない自分好みの唯一無二のキャラを作り上げることができる。

 

髪型だけでも数十種類選択できる。

モデリングが美しい

サービス開始10年経過しているMMOですが、キャラクターのモデリングは現在でもトップクラスのクオリティではないでしょうか。

 

ぼくのプレイヤーキャラクター。完全に自分の好みでメイキングしました。

 

一般人でもトッププレイヤーに追いつける?

ネットゲームの難点といえば先行プレイヤーと新規プレイヤーの格差です。

サービス開始したばかりのFF11は一つのジョブ(職業)のレベルを1~カンスト(最大レベルのこと)まであげるのに毎日ログインしても数ヶ月かかるものでした。

 

以前FF14を続けている友人と話したとき

「FF14は短時間でもプレイできて、後発プレイヤーでも先行プレイヤーに追いつきやすい」

という話を聞きました。

レベルは簡単にカンストできるし、レアモンスターの独占などもないようです。

FF11ではよくあったサーバーで数個しかない強力な武器などはなく、誰でもプレイを続けていれば強力なアイテムをゲットできる仕様なのだそうです。

 

昔のネトゲといえば「時間」がある人が勝ち組でした。

本質的には今のFF14も同じだと思いますが、時間がなくてもプレイできるライトユーザーに優しい仕様がFF14が人気の理由なんだと思います。

まとめ

FF11を廃人プレイしていたぼくにとってはなにか物足りないイメージですが、ライトユーザーに合わせた環境作りとグラフィックの美しさで今後もユーザー数は増えていくと思いました。

今後プレイするつもりはありませんが、たまーにエオルゼア(FF14の世界の名前)に舞い降りて町、人々の様子を眺めていきたいなーと思います。