バス釣りにおいて10グラム以下のルアーばかり使うぼくにとって
ベイトタックルは無縁でしたが、YouTubeでスプーンを投げている動画を見て衝撃を受けました。
今のベイトって2グラムのルアーが投げられるらしい。
いわゆるベイトフィネスというやつです。
そこで、はじめてベイトフィネスタックルを揃えてみたんですが、悩んだのがリール選び。
色んなメーカーがベイトフィネスリールを販売していますが、その中でも他のリールとは違う重厚な丸形リール。
シマノ カルカッタコンクエストBFSを購入してみました。↓
ぼくがベイトフィネスタックルを購入した理由
ベイトタックルは手返しがいい
ベイトリールで軽いルアーを投げられるなら、キャスト動作の少ないベイトフィネスにしたほうがよくね?
そう、ベイトリールはスピニングリールと比べて動作が少ないので、効率的にキャストを繰り返すことができる。(重要なので二回言いました。)
- スピニングリールの場合、ラインを指に引っかける→ベールを開く→キャスト
- ベイトリールの場合、スプールを押さえながら、クラッチレバーを押す→キャスト
動作が一つ減るのです。
スマホで例えるなら画面を開くときの
”指紋認証”と”顔認証”
ぐらいの微々たる差だと思います。
でも、100回投げたとして動作が1回減るということは
3×100=300
2×100=200
100回分の動作が減るということです。
それでキャストの飛距離が変わらないなら断然ベイトフィネスのほうがいいじゃん。
そんな安直な理由でこんな高いリールを買ってしまいました。
実際にキャストしてみた
初のベイトタックルなので、事前にネットでキャスト方法、知り合いに適正ライン、タックルバランスを聞きました。
前にも申し上げた通り、ぼくはリールの具体的な構造はわからないので、素人の感想となりますがご容赦ください。
タックル
- リール カルカッタコンクエストBFS
- ロッド メジャークラフト 弁慶 BIC-652UL/BF
- ライン フロロカーボン6lb
この条件でとある川に行って1時間ほど投げてみました。
3グラムのスプーン
まず投げたのは・・・3グラムのスプーン
結果・・・
最大23mの数値が出ていました。
カルコンBFSの遠心ブレーキはMAXとMINの中間が一番バランスよかったです。
1グラムのスプーン
結果・・・
ルアーが軽すぎてほとんど飛びませんでした。
いいところ5メートルぐらいでしたので、実釣には程遠いですね。
2グラムのスプーン
次は個人的に一番使用頻度の高い2グラムのスプーンを投げてみました。↓
正確には2.16グラムでした。
結果・・・
何度もキャストしてみてラインカウンターでは
17mから23m程度の数値が出ていました。↓
無理して飛距離出そうとするとバックラッシュするので、なるべく優しくキャストするように意識しました。
まとめ
カルカッタコンクエストBFSは・・・
- 2グラムのスプーンはキャストできる。
- 1グラムのスプーンは軽すぎてキャストできない。
ということになりました。
ぼくがベイトキャスティングに慣れてないだけで、ロッドやライン次第で1グラムのスプーンを投げられるという人もいるかもしれません。
ラインカウンターでは正確な飛距離はわかりませんので、あくまでも参考までに・・・。
実際に使ってみて、確かにベイトタックルの手返しは素晴らしいと思いました。
ベイトの場合「バックラッシュ」という構造的な問題を抱えているので、その不安を抱えながらキャストするなら、素直に扱いやすいスピニングを使えばいいだけなんじゃ・・・?という疑問も感じました。
もう少しキャスト練習が必要なんですかね。
ベイトタックルはカバーなどに繊細にアプローチするには有用なツールと言いますのでそのようなフィールドで軽いルアーを投げる方におすすめだと思います。