以前、とある管理釣り場でニンフ系フライ(沈む毛ばり)を使っていた時のこと。
つけていたインジケーター(ウキ)が、キャストした勢いで糸から外れたことがありました。
しまった!と思いながら、水面にプカプカ浮いているインジケーターを見てみると、そこにトラウトが群がり、
食いついてはエサではないと分かると口から放す。そのループ。
管理釣り場のトラウトがインジケーターに反応(食いつく)することはよくあるんですけど、リーダーから外れてプカプカ浮いているインジケーターへの魚の反応っぷりには驚きました。
ちなみに使っていたインジケーターはこんな感じのやつです。↓
なぜ浮いているインジケーターに好反応を示すのか
浮いているインジケーターを見てぼくが思ったのは、釣り糸が釣果に影響を及ぼしているということ。
そんなの当たり前じゃん!と思うかもしれませんが、聞いてください。
要するに、ですけど・・・。
ただ浮いている毛ばり>>>ティペット(糸)に結ばれた毛ばり
ということになります。
仮に、完全にナチュラルな浮き方を再現できれば、爆釣できるということ。
それに、ピンクのボール型インジケーターで、それだけ食いつくということは、毛ばりの形、色などはあまり意味がないのでは・・・?とも思いました。
まぁ、養殖場や管理釣り場のペレットが同じような形、色という可能性もあります。
残念ながらぼくは管理釣り場でのフライ経験しかないので、ネイティブな事はわかりません。
トラウトたちはライン(糸)を認識しているのか
水の透明度が高い釣り場では、水面付近にいるトラウトがよく見えるんですけど、浮いているドライフライをじーっと眺めて、結局、食いつかないで去っていくトラウトがいたりします。
トラウトがラインを視覚できているのかはよく分かりませんが、ラインが結ばれている影響で、毛ばりに食いつかないという可能性が高いです。
つまり、毛ばりが不自然な動き、浮き方をしているからトラウトが食いつかない。ということ。
トラウトがドライフライに反応するのは主に2パターン
- ドライフライが水面に落ちた瞬間〜5秒
- ドライフライを水面に放置
2.の場合はどんなフライの落とし方でも問題ありませんが、
1.の場合はドライフライを優しく水面に置くイメージで落とす必要があります。
ぼくの経験上ですけど、1.の場合、フライを水面に打ち付けるような乱暴な落とし方をするて反応が悪くなる気がします。
結局ドライフライ(浮く毛ばり)で釣果をあげるには
釣りの場合、当然ながら釣り糸と針を結ぶわけですけど、ドライフライの場合、いかに自然に毛ばりを浮かすかが重要なのではと思いました。
ではどうやって自然に毛ばりを浮かすか。なんですけど、
長くて細いティペットを使う。
という結論に至りました。
ティペットが細くて長いほうが、ナチュラルなフライを演出することができるのではないかと思いました。
つまらない結論になりましたが、なんちゃってフライマンのぼくにはこの程度の理論が限界でした。