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Amazonに売っていた3M製の訳ありフライライン

こんにちは。かずです。

この間、Amazonでフライラインを検索していると、気になる商品を見つけました。

安心の3M製訳ありフライライン。ダブルテーパー6番フローティングです。

胡散臭いネーミングの商品はつい手が出ちゃうんですよね。

created by Rinker
スリーエム(3M)
¥1,565(2024/09/21 09:57:25時点 Amazon調べ-詳細)

スペック

  • 規格:DT-6F
  • ラインカラー:イエロー
  • 長さ:約25m

3Mってあの有名な3Mなんですかね。

そもそも・・・フライ通販ショップなどでSA(サイエンティフィックアングラーズ)/3Mと表記されていたりしますが、どういうことなんすかね?

気になったので調べてみることに・・・。

サイエンティフィックアングラーズ(Scientific Anglers)は、フライフィッシング用品メーカーとして有名な会社です。以下に、彼らの歴史の概要をご紹介します。

  • 1945年: カリフォルニア州バークレーにて、クラリス・カバナー(Claris Cunningham)とポール・リンドナー(Paul Linder)によって創業されました。当初はリールの修理と製造を主な業務としていました。

  • 1950年代: クラリス・カバナーは、フライラインの革新的な素材であるプラスチックコーテッドラインを開発しました。これにより、より滑らかなキャストと耐久性のあるラインが実現しました。

  • 1960年代: カバナーは、自社製品の販売を開始し、フライラインをはじめとするフライフィッシング用具の製造に注力しました。この頃、彼らの製品はフライフィッシング界で高く評価され、人気を博しました。

  • 1973年: オーシャンシティ(Ocean City)のリールメーカーである3M(Minnesota Mining and Manufacturing Company)が、サイエンティフィックアングラーズを買収しました。これにより、3Mの技術と資源を活用して、製品の革新と品質向上が図られました。

  • 1980年代: サイエンティフィックアングラーズは、フライラインのテーパーやデザインにおいてさらなる進化を遂げました。彼らの製品は、キャスティングのパフォーマンスとフィッシングの快適さを追求する釣り人に広く受け入れられました。

  • 2000年代以降: サイエンティフィックアングラーズは、3Mから複数のオーナーシップ変更を経て、2013年にはオルビス(Orvis)に買収されました。オルビスは、フライフィッシングおよびアウトドア関連の製品を提供する世界的なブランドです。

現在、サイエンティフィックアングラーズは、フライラインやリーダー、ティペットなどのフライフィッシング用品を提供し続けています。彼らの製品は高品質で信頼性があり、多くのフライフィッシャーに愛用されています。

出典:chatGPT

 

出典:The Orvis Company オービスの歴史 | ティムコ

・・・つまり、

サイエンティフィックアングラーズは現在Orvisの子会社(傘下)ってことになります。

Amazonに売っている訳あり3Mフライラインは

  • 3M傘下時代の失敗作or売れ残り
  • そもそもパチモン

という可能性が出てきた。

 

まぁとにかく訳ありフライラインを見てみるとしよう。

ぼくはSAのDTラインは使用したことないので比較できません。ご容赦くださいw

 

先端にループなどはありません。

 

コアを覆っている樹脂はどうだろう。他の中国系安いフライラインと比べると丈夫そうな印象。

表面もツルツルしている。しっかりテーパーもついておりどこらへんが訳ありなのか謎は深まるばかりである。

 

リールに収納してみた。

まぁ、普通ですなw

 

ぼくが触ってみた感じ問題なく使えそうです。

番手のラインナップは6番しかないのが残念なところ。

しかし本物?のSAダブルテーパーが1万円以上するのに比べてたったの1千円ちょいの価格です。