こんにちは。かずです。
2023年プロ野球ペナントレースも終盤に入りましたね。
今年のセ・リーグは阪神タイガースが首位独走中。現在貯金30・・・。ひえぇ強すぎる。
出典:順位表 – プロ野球 – スポーツナビ
ちなみに私は横浜推しです。我が横浜は一時期首位に立っていました。8月からどんどん引き離されて現在3位・・・。まだ分かりませんが、さすがに優勝は厳しいですかね。
今年の阪神が強いのはなぜだろうか?
今年から大きく変わったことといえば・・・監督が変わったことくらいですかね?(よくわからん)
ぼくは推しのベイのことはそれなりに詳しい自信がありますが、阪神の選手のことはよくわかりません(笑)
なので成績の詳細(数字)からその理由を探ってみようと思う。
2023年9月6日現在までの成績の詳細を見てみるとしよう。
まずは投手成績。↓
出典:2023年度 セントラル・リーグ チーム投手成績 | NPB.jp 日本野球機構
去年2022年と比べて大きな差はないように感じる。
球場の差もあるかもしれんが、相変わらず阪神の防御率は良いですな。失点数現在300点台も阪神だけです。
他に目を見張るのが与えた四球の少なさですかね。四球を出すってほんといいことありませんもんね。自分の首をしめるような負のスパイラル。
次に野手成績である。
データを見れば何が違うか一目瞭然だった。
他のチームと比べて断トツなのが四球である。
出典:2023年度 セントラル・リーグ チーム打撃成績 | NPB.jp 日本野球機構
一試合当たり3.59個の四球を選んでいることになる。このペースでいけば年間チーム四球数500以上になる可能性もある。
去年2022年143試合終了時の阪神のチーム四球数が358でした。なので、今年いかに四球が多いのかわかります。
どうやら阪神は四球にインセンティブ的なことをしてるという噂もある。
「フォアボールで出塁したら1万円あげるお!」
早打ちが愚策であるとはいいません。むしろ状況によっては早打ちすべきタイミングもあると思います。
しかし、ピッチャー・・・というか相手チームにとって嫌なのはファールで粘られることなんですな。
上原浩治氏も現役時代にこんなことを言ってました。「(先発での)理想は27球でゲームセット」だとね。
野球、バスケなどの対戦型スポーツは相手(チーム)の嫌がることをするのが本質なわけです。
初級で凡打とか相手(敵)にとって最高の形なんですな。
ブラッド・ピット主演のマネーボールという映画では出塁率の重要性を説いていました。
マネーボールとは実際にメジャーリーグであった出来事を元にした映画です。
弱小貧乏球団をセイバーメトリクスというデータ分析を駆使してシーズン100勝するチームに生まれ変わるお話です。
劇中では出塁率高くて年俸低い選手をコスパ高い掘り出し物件(選手)と定義してた気がします。
極端な話。野球は攻撃時にアウトにならなければ良いのですね。
ついでに・・・阪神の野手は選球眼の良い選手が多い。
IsoDという指標がある。
出塁率ー打率=IsoD
要するに四死球のみの出塁率である。
出典:2023年度セ・リーグ打撃個人成績 IsoDランキング 2023/9/9
IsoDトップ10内に4人も阪神の選手がいる!
・・・というか映画マネーボールの元ネタはもう20年前の話なんですけど。たしかにねちねちと微妙な球をカットして四球を狙うのは面白くないと言う人もいうかもしれませんが、やっぱ強いチームは魅力的ですね。
勝利の二文字を手に入れたいなら、他の球団も阪神を見習うべきじゃないっすかね。
まぁ、野球=商売(ビジネス)と捉えるならリーグ優勝や日本一が正義ともいえませんな。
どんなに弱かろうとお客さんが入ってくれればビジネスとして成り立ちそうですもんね。