こんにちは。なんちゃってフライマンのかずです。
釣り業界も値上がりラッシュですね。
そんなとき気になるのは、廉価品かと思います。
フライフィッシングはお金がかかる…。たしかにそれなりのロッドやラインを使ったほうが快適に釣りできるのは事実だと思います。しかし、ちょっとの手間や不便さを我慢すれば充分釣りになるような気もします。
今では通販で安いフライ道具が簡単に手に入り、ネット上にもキャストや毛ばり作りの情報が出回っているので、昔よりもフライフィッシングの敷居は下がったんじゃないっすか。
ぼくは5万円台のシングルハンドロッドを一度購入したことがあります。しかし、個人的な感覚では1万以下の安いフライロッドと比べて飛躍的な性能差はないと思いました。
10万円以上のフライロッドは使ったことがないので良く分かりません。結局はロッドとラインの相性が大事なんだと思います。
今回、立ち込み(ウェーディング)を想定したシングルハンドスペイの激安ラインシステムを考えてみました。
参考にしたのはスペイ系シューティングヘッド SAアトランティックサーモンショートSHの全長と重さです。
出典:TIEMCO
アトランティックサーモンショートは値上がりして税抜き10000円となったそうです。つまり、一つの番手でフローティング~S1/S2などのすべてのシンクレートを揃えると4万円~5万円かかってくるわけですね。恐ろしい・・・。
激安シューティングヘッドはなにがあるか
アトランティックサーモンショートと似たようなラインシステムにできるのはやはり格安スカジットヘッド+ティップですかね。
スカジットヘッド→ティップで急激に細くなるのでターン性能は劣るかと思いますが、値段を考えれば十分な感じです。
Amazonで購入できる格安スカジットヘッドはフローティングのラインナップしかありません。(2023/4/3現在)
イオ スカジットシューティングヘッドにはインターミディエイトのラインナップがあります。(2500円くらい)
シングルハンドに使えそうなのは180gr(11g) 17ft(5.2m) と 250gr(16g) 17ft(5.2m)ですかね。
実際に使ってみた感じ沈下速度は1~2ips程度の印象です。
ティップにはriverpeakトラウトリーダー。
ちなみにシンクレートはtype=ipsです。(公式お問い合わせより聞きました)
type4=4ipsとなります。
激安シューティングヘッドの弱点
このような激安ヘッドに多いのが端のループが太い点。つまり、ロッドのガイドに引っ掛かりやすいです。
ぼくの場合ランニングライン接続側だけコーティングを剥がしてコアをむき出しにしたりしてます。
フローティングのラインシステムの例
- ロッド:6番~8番9フィート
- シューティングライン:エイシスシューティングライン.022 もしくは バーマックス磯 5号~6号
- ヘッド:riverpeak or Maxcatchスカジットシューティングヘッド 250gr(約16g) 17ft(約5.2m)
- ティップ:riverpeakトラウトリーダーフローティング 1.9g(約30gr)7.5ft(約2.3m)
- リーダー:9~12ft 0~1x
- ティペット 1mなど
ヘッド+ティップで重さ17.5g=約270gr 長さ7.5mとなります。
シンキングのラインシステムの例
- ロッド:7~8番9フィート
- シューティングライン:バーマックス磯 5号~6号
- ヘッド:イオ スカジットシューティングヘッド インターミディエイト 250gr(約16g) 17ft(約5.2m)
- ティップ:riverpeakトラウトリーダー type2 2.1g(約30gr)7.5ft もしくは type4 3g(約45gr)7.5ft(約2.3m)
- リーダー:9ft 0~1x
- ティペット:例1mなど
ヘッド+ティップの重さは約20g=約300gr(riverpeakトラウトリーダーtype4は3g)
ヘッド+ティップの長さは約7.5m。
アトランティックサーモンショートSH 8/9(280gr)よりも若干重くなりますが、似たような重さ+長さとなりました。
まとめ
MAXCATCHなどの廉価品のフライロッド+フライリールを使えばラインシステム含め1万5千円ぐらいに収まると思います。
今回動画などはありませんが(後で撮る可能性あり)個人的な感覚ではアトランティックサーモンショートSHと同じ要領で投げらました。
詳しい投げ方は↓にあります。
