(フライ)シングルハンドスペイで30m飛ばせるのか?

こんにちは。かずです。

シングルハンドスペイで検索すると

「シングルスペイキャストで30m飛ばすには?」という関連キーワードが出てきます。

ダブルハンドでシングルスペイなのか。シングルハンドスペイなのかややこしいですな。

 

では、シングルハンドスペイで30m飛ばすと考えてみる。

うーん。そんなこと可能なのか?

 

いま流行のChat GPT様に聞いてみました。

シングルハンドスペイで30m飛ばすためには、以下のポイントに注意しながら練習することが重要です。

  1. ロッドの使い方をマスターする シングルハンドスペイの場合、ロッドを使いこなすことが非常に重要です。ロッドをしっかりと握り、腕や手首を使わずに体全体を使ってロッドをスイングするようにしましょう。

  2. キャストのテクニックを習得する シングルハンドスペイの場合、テクニックを使い分けることが重要です。オーバーヘッドキャストやスイッチキャスト、スピードキャストなど、様々なキャストテクニックをマスターし、状況に合わせて使い分けるようにしましょう。

  3. スピードとタイミングを合わせる シングルハンドスペイでも、スピードとタイミングを合わせることが重要です。ロッドを振る速度とラインを出すタイミングを調整することで、より遠くにキャストすることができます。

  4. ラインの管理をする シングルハンドスペイでも、ラインの管理が重要です。ラインをうまくコントロールすることで、スムーズなキャストができます。特に、リーダー部分をうまくコントロールすることで、正確なキャストを行うことができます。

  5. 練習を繰り返す シングルハンドスペイで30m飛ばすためには、練習を繰り返すことが必要です。定期的に練習を行い、徐々に飛距離を伸ばしていくようにしましょう。また、練習の際には、飛距離よりも正確性を優先して練習することが大切です。正確性が向上すると、自然に飛距離も伸びていきます。

以上のポイントに注意しながら、練習を繰り返すことで、シングルハンドスペイで30m飛ばすことができるようになるでしょう。

出典:Chat GPT 

「飛距離よりも正確性を優先して~」ここがキモかもしれませんな。

いやぁ。流石ですChat GPT様。

 

個人的な結論を言ってみると水面の高さにもよるが、長いシューティングヘッドを使えば追い風でなくても30mの飛距離は不可能ではないかもしれない。

YouTubeで調べてみると杉坂さんの↓のキャストは30mちかく飛んでるんではないか?と思いました。

バックスペースが無くても驚きの飛距離!シングルの#6です!! K・Bullet SNIPER#6

この動画で使ってたロッドが6番10ft。

ヘッドはシューティングスペイライン S。フローティング、重さ14g、長さ10.5mらしい。

若干追い風っぽい印象。

リーダーの長さはわからないが9フィート(2.7m)と仮定するとヘッド+リーダーで約13mの長さがあるということになる。

つまり、ランニングラインを17~18m出せれば(綺麗にターンしている前提で)30m飛んだことになります

 

ぶっちゃけ、「フライで〇〇mキャスト」で根拠を示すのってかなり難しいんですな。

オーバーヘッドのキャストなら水面でなくても投げられる。芝生などでメジャーを使えば測定可能だと思います。

では、ウェーディング+水面を使ったキャストを正確に測るにはどうすれば良いだろう?

キャスト位置から30m先に杭のような目印があれば測定できるような気がする。

もしくは、スペイキャストで飛距離を競う大会のように水面にメジャーを設置する。

World Fly Casting Championship – 15´1 Spey casting final

この動画のキャストかっこいいっすなぁ。記録は約50mらしい。

ダブルハンドとはいえスペイキャストで50m飛ぶもんなんですね。驚きです。

 

まぁ細かいこと気にせずにランニングラインの出た長さ+シューティングヘッド+リーダー+ティペットの長さと考えるとどうだろうか。(綺麗にターンしていること前提で)

例えばシングルハンドスペイのシューティングヘッドとして有名なSAアトランティックサーモンショートシングルハンド。長さは番手、シンクタイプにもよるが7~7.5mらしい。

リーダー9フィート(2.7m)にティペット1mにすると計大体10mになる。

つまりランニングラインを20m出せれば自分から毛ばりまで”おおざっぱ”に30mと考えても良い気がする。

ぼくの実力では↑のセッティングで20m出すには追い風でないと厳しいっす。

 

飛距離を出したいならヘッドが長いほうが有利である。

約7mのヘッドにティップをつければラインの延長線になる。

アトランティックサーモンショートSHなら7フィート(約2.1m)前後のティップが良いかもしれませんな。そうすると9~10mのヘッドが完成する。

 

 

スカジット系ヘッドにティップを繋ぐシステムならどうだろうか。

ぼくがもっているriverpeakのスカジット系ヘッドは確か重さ250gr(約16g)長さ17ft(約5.2m)

スカジットライン17ft(5.2m)+ティップ12ft(3.6m)+リーダー12ft(3.6m)+ティペット1m

=13.4m

これならランニングラインを17mだせれば30mの飛距離が出たということになる。

追記・・・8番9フィートのロッドで↑のラインシステムで投げてみました。

ティペットの先にはマラブー系をつけた。ほぼ無風、水面の高さは膝上10cmくらい。

ランニングラインは17m出てたもののかなりの確率でぐちゃぐちゃの状態でターンしていました。

自分が下手くそなのかラインシステムが悪いのかはよくわからん・・・。

それと長いシューティングヘッドをシングルハンドで投げるのは疲れますな(笑)

全長は短くなりますが、

  • ティップを短くする。
  • リーダーを短くする。
  • ティペットを短くする。
  • リーダーに直接フライを結ぶ。 

のいずれかでもう少し綺麗にターンしたと思います。

 

仮に長いシューティングヘッドで30mの飛距離を出せたとしてもヘッドが長い分よりバックスペースが必要となる。実釣ではなんともいえませんな。それなら素直にダブルハンド使えば良くね?ともなりそう。

シングルハンドスペイの強みの一つである深くウェーディングしないでキャストできる利点がなくなってしまうのですね。

ちなみにシングルハンドロッドを両手で振るという方法もやってたりします。グリップエンドの↓の部分を持ちます(笑)

ホールの動作はできませんが、両手で振るので片手でホールを入れるのと同じぐらいの飛距離がでます。なんか身も蓋もないですな。

参考にした動画は↓です。マイクロスカジットロッドと呼ばれる短いダブルハンド的なロッドが特徴ですね。

Commando Head Skagit Casting – Micro Skagit SAS, 9' 4/5 Weight Singlehanded Fly Rod Converted

エド・ワード氏のスカジットキャストはぼくがシングルハンドスペイを覚えるのに擦り切れるぐらい見ました。マジで勉強になります。

シングルハンドを両手で使うのは10フィートロッドで有用かもしれませんな。ぼくは10フィートロッドも所持していますが、片手で振るのはぼくの腕力では強く振りきることができませんでした。

まぁそれならスイッチロッド使えばよくね?ってなりそう・・・。

 

話が戻りますが、KEN-CUBEさんのシューティングスペイラインを買ってみるか迷いますな。正直めちゃくちゃ投げてみたいラインです。

アトランティックSショートは最近値上がりして1万近い。そんな中6000円程度でシューティングヘッドが買えるのは結構有難いですな。