フライラインってなんであんな高いんですかね。
素材の原価的にはナイロンで編んだコアとその外側にPVC樹脂をコーティングしているだけなので千円もしないと思うんですけど。
テーパーの形状などの作業工程や人件費にコストがかかってくるんでしょうか?(素人の意見)
シマノのエントリーモデルのルアーロッドよりも高いフライライン。
ぼくのようなパンピーには分からないところでコストがかかっているんだと思います。
安物フライラインの一つにイオというメーカーがあります。RIOではありませんからね。
↓のHPで販売しています。
貧乏人(ぼく)御用達のイオのフライライン。
- ダブルテーパー、ウェイトフォワード、シューティングヘッド、スカジットヘッド
- フローティング、インターミディエイト、3ips
安い上に各種ライン、インターミディエイト、3ipsまで揃っているのが特徴。
有名メーカーと比較して何が違うのかチェックしてみました。
有名メーカーと激安フライライン(シューティングヘッド)を比較してみた
ぼくは基本的に安物フライラインを使っているので、有名メーカーはあまり所持しておりません。
- 左(有名メーカー) SA アトランティックサーモンショート S1S2 250グレーン(約7000円)
- 右(安物メーカー) イオ スカジットライン インターミディエイト 250グレーン(約2500円)
触り比べてみると、若干安物メーカーのほうが硬くプラスチックっぽい印象を受けます。
冬場や低水温時どのくらい硬くなるか気になるところです。
表面はどちらもツルツルしており滑りやすいです。
重さをチェックしてみた
どちらも250グレーンと表記されてありますが、重さはどうでしょうか。
有名メーカー。↓
251.2グレーン
留めてあるモールの重さを引くとほぼ正確ですね。
激安メーカー。↓
270.6グレーン
ん?表記と比較して20グレーン重いです。
20グレーンというのは大体1グラム。
この1グラムをどう捉えるかは人それぞれですかね。
ループの状態
- 上 有名メーカー
- 下 激安メーカー
有名メーカーのほうがループ部分が細く作られているのが分かる。
当然ながら細いほうがガイドとの干渉は小さくなるので扱いやすくなります。
その他の部分
有名メーカーのほうはライン自体に型番 シンクタイプ 重さが表記されてあります。↓
これはちょっと有難いですね。
安物フライラインのテーパー
気になるイオ スカジットラインのテーパー。
上がリーダー接続側、下がラインニングライン接続側です。↓
スカジットラインの特徴である手前から一気に太くなってそこから徐々に細くなっている。
まとめ
重さの精度、細かい作りの弱点もありますが、それを差し引いてもこの価格で購入できるのはうれしいですね。